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薪ストーブの写真を撮る時のコツ

だんだん寒くなってきて、うれしくて、火を入れた薪ストーブの写真を撮影する人も多いだろう。あちこちのブログでそんな写真を目にすることが増えてきた。そんな時に写真の仕上がりで気になることがある。

今回サンプルでアップロードしたこれらの三枚の写真は、同じカメラで同じ薪ストーブを、ほぼ同じ時間に撮影したものだが、何が違うのだろう。以下に簡単に解説しよう。

【一枚目】《カメラ任せでフルオート》

カメラは「室内で暗いし、なんか逆光みたいだからとりあえずストロボ発光しなきゃ」ということでこういう感じになる。炎の色も雰囲気もなくついているのだか消えているのだかもよく判らない写真となる。これはありがちで、イメージぶち壊しで、これなら写真がない方が良いくらいだ。

【二枚目】《ストロボ:非発光モード》

カメラは「暗くても雰囲気重視の撮影なのね。とりあえずスローシャッターにするから手ぶれしないようにしっかり構えてね。あれ?赤が多過ぎる。ちょっと青色を強くして修正しておくね」ということで、こんな写真になる。熾き火の色が紫がかっていて寒々として温かみに欠ける写真となる。薪ストーブ、焚き火、囲炉裏などの炎や熾き火の雰囲気が今ひとつでもったいない。

【三枚目】《ストロボ:非発光モード》+《ホワイトバランス:太陽光》

カメラは「二枚目と同じく雰囲気重視の撮影なのね。スローシャッターにするから手ぶれしないようにね。ん?赤が多すぎるけど、色の補正しないで見た目そのままでいいのね」ということで、こんな写真になる。一番熾き火も見た目に近い感じで温かみが出てくる。

どんなデジカメでも、コンパクトデジカメはもちろんのこと、たとえケータイのカメラでさえも設定メニューに「ホワイトバランス(WB)」という項目が必ずあるので、面倒でも薪ストーブを撮影する時にはすぐにカメラを向けないでワンクッション置いて設定してやると良い。焚き付け直後の黄色い炎が多い時はオートホワイトバランスでもそこそこの色になるが、熾き火がたくさん出てきた状況では全然仕上がりが違う。

応用編として、薪ストーブ以外の撮影でも共通して言えることがある。室内で光源が蛍光灯の時、白熱電球の時、また屋外でも晴れ、曇り、影など撮影時の状況に応じてホワイトバランスを設定してから撮影してやると、オートで撮影したのとは全然違う見た目に近い生き生きとした色合いとなるので試してみて欲しい。

かわはら

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