薪集めも一段落して「もうエンジンチェーンソーはしばらく使わない」となって次のシーズンまで長期保管する前の手入れの方法を紹介しよう。
余っている混合燃料は1-2ヶ月程度しか持たないので使い切ってしまうことだ。玉切り後半戦は終わりのタイミングもみて燃料を購入したい。
タンクに残った燃料やチェーンオイルは完全に空にする。タンクの中が空になってもキャブレターやデコンプの中に燃料が残っているのでデコンプを押してエンジンをかけてアイドリングでしばらくエンジンを回して自然にエンジンが停止するまで待ち、キャブレター内部に残っている燃料も完全に空にする。長期保管後にエンジンがかからなくなる原因ナンバーワンはキャブレター内部に残留した古い燃料が固着してキャブレターが詰まってしまうということなので、この作業は基本中の基本だ。毎週のようにチェーンソーを稼動させている時期はやらなくても良いが「次にいつ使うか判らない」という場合は片付ける前に必ず実行したい。
次に上部のカバーを外してプラグを取り外す。必要に応じてワイヤーブラシでプラグを清掃してから燃焼室内に2ストローク用オイルを数滴ほどたらしてやる。そしてスターターの紐をゆっくり動かしやるとピストンが上下に動かして2ストローク用オイルをエンジン内部に浸透させる。これによりピストンがシリンダーに固着することを防止できる。ピストンが上死点(一番上)にきたところで止めて再びプラグを取り付ける。
あとは以前の記事のように木屑を取り払い、チェーンや回転部分に潤滑油を塗っておけば完璧だ。
これで数ヵ月後に再び使う時に「一発始動」間違えなしだ。

