以前、一斗缶で調理器具としてのロケットストーブを作ってその高性能ぶりを紹介した。少ない薪で、効率良く燃えてくれるので非常に燃費が良く高性能で、普通の鋳物製薪ストーブの常識を覆すものだ。
製作者は「燃費は薪ストーブの4倍(1.4倍ではない!)」と言っていたけど、それもあながち嘘ではないのが、自分の試作経験でも理解できる。
軽井沢の氷点下10℃になる気候でも1シーズンに必要な薪の量が1トン程度で済んでしまうということだ。
しかも、その薪もチェーンソーで切って、斧で割ってという手間をかけずに、そこらへんの樹木の下に落ちているような指の太さ程度の枯れ枝を集めてくれば十分という、薪集めの苦労がほとんど要らないことも特筆できる。
普通の薪ストーブを使うのにあたって薪集めが負担になる人でも、ロケットストーブであれば、燃料調達の負担は明らかに小さい。薪集めの苦労を考えて躊躇している人は検討の余地があると思う。
問題点はある程度の大きさの燃焼塔(ヒートライザー)が構造上どうしても必要になるので、その置き場と見栄えをどう考えるかと、燃料の補充や枝の配置などの、火のお世話を薪ストーブより頻繁に行う必要があるので、あまり長時間目を離せないことだ。薪ストーブだと1時間くらい放置しても大丈夫だけど、このタイプのロケットストーブは20-30分で下の写真の量の薪が燃え尽きてしまうからだ。
燃料の供給方法を工夫してもっと長い枝を挿せるようにすれば、便利になると思う。
かわはら薪ストーブ本舗では薪ストーブやペレットストーブの設置、施工はもちろんだけど、今後はロケットストーブにも取り組んで行きたい。設置を希望する人はぜひ相談して欲しい。