「突然、薪ストーブが燃えなくなってしまった。扉を開くと何とか燃えるけど、扉を閉じると消えてしまう」というSOSが入った。症状から煙突が煤で詰まってしまったことは明らかだ。
これまで数年間、一度も煙突掃除をしたことがないということだった。
薪ストーブ設置工事をした施工店にメールしても、全く返事がなかったそうだ。それで、他のところを探したら「現場に行かないと煙突掃除の料金は判らない」とか「遠方で料金がめちゃくちゃ高い」とかで依頼する気にならず、最終的に私のところに「一律3万円の明朗会計だったから」ということで依頼したということだった。
シーズン中に使えないのは困るので、依頼を受けて、動ける最も早い日に行ってきた。
BEFORE
AFTER
タール状のヤバイ煤を大量回収
予想通り、折れ曲がりの部分で詰まっていた。
煙突掃除をしている時にお客さんから「東関東大震災の時にスライド煙突が落ちてきた」ということだった。煙突掃除のために室内側の煙突を外して、組み付ける時に煙突の垂直を確認したら3センチくらい薪ストーブの位置がずれていた。おそらく、地震の時に振り子状に動いたのだろう。お客さんと二人で薪ストーブの足を持って浮かして、正しい位置に修正しておいた。
話を聞くと設置後、施工店からの取り扱い説明も受けていないということだった。薪ストーブの使い方をよく解ってなかったようなので、焚付けから巡航運転に至るまで、実際にやってみせた。単なる煙突掃除の業者だったら、ユーザーが正しい使い方をしないで、早く煙突が煤で詰まってくれた方が、営業上は売り上げが増えて美味しいのだけど、正しい薪ストーブの使い方を普及させることも、私の仕事なので、しっかり時間をかけて説明してきた。
それにしても「取り扱い説明なし」「大地震の後のフォローもなし」「煙突掃除の依頼もスルー」っていう薪ストーブ施工店って何なんだろう?具体的にどこだか訊いたけど、お客さんも「どこだっけ?名前もわからない」ということだった。「こういう施工店もあるんだなぁ」と思った。
上から着火方式で手間のかからない焚付け方法を教えてきた
温度が上がるまで空気全開でガンガン焚く!
温度が上がったら空気調整してドブレ アストロラインの本領発揮で吹きつけるオーロラが出現!
「オーロラのような炎を初めて見た」と喜ばれていた。これまで、ガラスが煤けまくって大変だったそうだ。毎回、ガラスを扉から取り外して磨いていたそうだ。ずっと綺麗で透明な状態を保っていることにも驚かれていた。
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我が家の二次燃焼ファイア~が激しくて,長年???と思っていましたが,動画と同じ燃え方なので,少々安心しました.ただ,この裏からの二次エアー,手で塞いで空気量を調整すると,もっと綺麗な炎になるので,制御できれば,もっといいんですけどねぇ.
てんにょさま:
アストロラインは激しい二次燃焼が特徴ですが、他を知らないと不安になりますよね。
ちなみに、裏の二次燃焼エアの導入口はマグネットを貼り付けて開口面積を調整できます。そうすると手で押さえなくてもプリセットでコントロールできるようになりますよ。
↑なるほど~!!試してみます.ありがとうございました.
てんにょさま:
結果報告、楽しみにしています。