家を建てる前から私のブログを熟読してくれて、実際にアース・リーでの施工で薪ストーブを導入した読者の家の取材に行って来た。これから発売される新刊の某薪ストーブ雑誌に掲載予定だけど、抜け駆け先駆けでの初公開だ。
薪ストーブを検討中には「本体を何にしようか?」と悩む人は多いけれども、薪の搬入動線を真剣に考える人は少ない。しかし、この部分は実はかなり大事なことなのだ。薪ストーブの機種などより、むしろ重要とも言える。このことは私のブログの過去の記事でも何度か繰り返し記事にしている。これを完璧に具現化している教科書的な具体例なので紹介しよう。
薪ストーブを実用的なメインの暖房器具として使う場合には、1シーズンで使用する薪の量は数トンに及ぶ。大量の薪をいかに効率良く合理的に移動できるかで、大きく使い勝手が違ってくる。薪集めした場所から降ろして、薪割りして、薪棚に入れて、そして薪ストーブに運ぶという一連の流れがスムーズにできると、大幅に時間と労力が節約できる。
薪棚の裏の玉切り&薪割りスペース
道路から車を横付け可能な作業スペースで、ゴン太切りのデモンストレーション中
作成した薪は作業スペースの裏側の薪棚に収納
広いウッドデッキは、腐食したら交換して、その後は燃やすために、あえて無塗装のヒノキ製
掃き出し窓の外には直近の数日分の薪が保管できるように棚がある。先日の大雪の際にも重宝したとのこと。
焚付け用の細薪もサイズごとに整理して収納されている
薪集め→薪割り→乾燥→直近ストックという、この一連の流れがスムーズに行えるようになっている。薪作りをしている薪ストーブユーザーならば、この配置で合理的な構成になっていることでの、快適さが推測できるだろう。
導入前には軽視しがちなポイントだけど、家の中の設計や薪ストーブの機種だけでなく、敷地や道路の位置関係までトータルで考えているかどうかで、大きく使い勝手が違ってくる。これから本気で薪ストーブを実用的な暖房器具として、快適に使おうと考えている場合には、この「燃料動線」をしっかりと検討しよう。
03月01日(昨日)のデータ
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広い敷地ですね。これぐらいの敷地であれば丸太の搬入や玉切り、薪作りが
楽にできますね。角材が6本たっている画像がありますがこれは何ですか?
馬みたいなもんですか?
6本じゃない8本でした。失礼しました。
にーやんさま:
角材8本が立っているのは「ゴン太切り」用の道具です。
記事中の写真を良く見ていただくと解ると思います。枝をここにたくさん入れてチェーンソーで一気にまとめて切断するための便利なものです。
川原さん お世話さまです。
デッキ等 無塗装とすれば薪ストーブの燃料としてつかえますよね。。
ウ~ン その方法アリですね。
さっそくパクラセテもらいます・・
(自分の場合塗るのがメンドクサイだけだってりして・・笑・・)
お木楽男さま:
痛みは早いですけど、無塗装の良さ、味わいもありますよね。
天然素材のままだと、最後は燃料としても使えるので、考え方次第だと思います。
自分も川原さの記事で、搬入動線を考えての設置が出来ました。
何度も作り直せる物でも無いですし、設置前から検討できた事は、
後に成って気が付くものでした。
因みに近接住宅地の様ですが、チェンソー使用は大丈夫なのでしょうか?
いずみさま:
事前に搬入動線を検討できて良かったですねぇ。
実はこのあたり、ぜんぜん住宅密集地ではないのです。
理想的な薪ストーブ環境ですよね。