ビンテージのガスケットも要注意

新品の薪ストーブだからといって、そのままで完璧で快調に使えるとは限らない。特にガスケットは要注意だ。
以前に「ドブレ700SLの場合新品でもガスケット交換した方が良い」という記事を書いたことがあるが、それは他の機種でも当てはまるようだ。このビンテージも横から見ると扉を閉めてもガスケットが密着してないで炉内の炎が見える状態だった。
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横から見るとガスケットが密着してない様子が観察できる
この状態だと空気が漏れて炉内に横からも入ってしまう。本来の設計意図とは違う空気の流れとなり、燃費の悪化、燃焼効率の低下などを招く。実際に炎を見てもこの部分から空気が漏れてきて、変な燃え方になっていた。
燃焼中だったら目視確認し、燃焼してない時であればお札をはさんでみてスルリと抜けてしまうかどうかで誰でもチェックできることだ。
生産してから納品されるまでのタイムラグの間に固着してしまったり、潰れてしまっているのだろうけど、メーカーのドブレ社では「ガスケットは消耗品で、いずれ交換するのだから、その時に直ればいいだろう」という感じで考えているのかもしれない。日本での輸入元のメトスでも全品検査しているという建前だけど、現実的には細かく見ないと判らないこういう部分は見逃しているのが実情なのだろう。露骨な錆び、ガラスの割れなどの大きな誰が見ても判るような部分でない場合にはスルーして出荷して、後は販売店任せとなっていることが良く解る。
こういう実情があるので、その薪ストーブの機種について、本当に良く知っている販売店以外で購入、設置すると、本来の能力や性能を発揮できないことになる。知らずに「こんなものだろう」と、このように使われているケースも多いと推測される。
薪ストーブや煙突はメンテナンスや使いこなしが必要な製品なので、きちんとフォローできる対応力のある販売店を選びたい。
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コメント

  1. おぼう より:

    2b2196777a76782026dd748996dbcb98
    ガスケットだけでなく、ドアの建て付けが悪いのってあるでしょうか?
    我が家の700SLのサイドドア、ハンドルを回しても閉まった感じ(ギュウって)が
    しなくて、調べてもらって直してもらいました。
    金具(?)の位置とLアングル(?)の角度を調整してもらって直りましたが、
    「設置時に調整」てちゃんとしたストーブ屋さんならするものでしょうか?
    それとも「ガスケットのチェックくらいで調整までしないよ」でしょうか?

  2. かわはら より:

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    おぼうさま:
    おっしゃる通り、チェックポイントはガスケットだけでなく、ドアの建て付けもありますね。
    私の場合は、設置時に一通りいじってみて違和感があれば、その場で調整すると思いますが、それをしない施工店もけっこうあるみたいですねぇ。
    まあ「火入れ式」と称して軽く焚きつけだけして速攻で帰ってしまうようなところが多い実情では仕方ないのかもしれませんが・・・。

  3. うさぎ より:

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    薪ストーブメーカーさんは自社製品の販売店を歴史的に県別エリアでのエントリー制度(早いもん勝ち)から開始しているので、半ば既得権とばかりアグラを掻いている所が多いのだよ。
    他の家電量販店などと違って積極的なマーケティング活動や発想がゼロでもショウルームだけでも商売可能なんですね。

  4. かわはら より:

    5a326db1e1e9e1431610192552ef3117
    うさぎさま:
    良心的に営業しているところもあるとは思いますが、そういう実情も少なからずあるようですねぇ・・・。

  5. ノリ より:

    74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ヴィンテージ使ってますが、我が家のも写真と同じところに隙間が有りました。
    設置して三週間の場合ガスケット交換は無料でしてもらえるものでしょうか?
    それと
    扉の閉まりが悪いです。
    グッと押してやらないと閉まりません。
    以前の記事(白い家さん)は読みましたがそれとは違うようです。
    最初からゆがんでることは有りますか?
    開閉の動画等有りましたら教えてください

  6. ノリ より:

    74be16979710d4c4e7c6647856088456
    動画発見しました。
    やはりウチのとは閉まり方が違います。
    三角錐の部分はどれくらい前に出ているものでしょうか?

  7. かわはら より:

    5a326db1e1e9e1431610192552ef3117
    ノリさま:
    無償交換してもらえるかどうかは、設置したお店に聞いて下さい。そこの対応次第です。
    扉の開閉は押さなくても、車のドアのように投げつけるだけで閉まるのが正常です。このブログの前のブログで動画を撮影してあります。見ていただいたようですね。

    三角錘部分は何ミリと言うわけでなく、調整で個体ごとに決まってきます。

  8. bakery_oz より:

    74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんばんは。「白いお家」の bakery_oz です。
    我が家のヴィンテージ50だと、三角錐の頂点までちょうど30mmでした。かわはらさまの言われる通り、だからどうだと言える訳では無いと思いますが、ご参考にされて下さい。
    ちなみに、ヴィンテージのドア周りは、CRCを吹くか吹かないかでずいぶんスムーズさが変わります。もしまだなら、試されてみても良いかと思います。
    ドアを閉めるときに、引っ掛かる感じが全くがなく、「気持ちいい」と感じられるレベルのスムーズさが、正常だと思います。

  9. うさぎ より:

    9082818ad3bf1318b8cb40be4c9f06a0
    おはようございます!
    日本はメーカー直営ではないので部品など保守管理を販売店頼みの体制で、力や技量の無い販売店はメーカーとユーザーの双方から有難られないままですね。
    最近もヴィンテージの競争機種になりそうなヨツールF305という新型機種を見ました。
    ヴィンテージ以上にドアノブ操作性が抜群で似てます。
    ヴィンテージの燃焼効率を追求する機能志向はEN基準(排気ガス)もヨツールの新型も合わせていてヨーロッパは規制トレンドがハッキリしているようですね。
    その代り、市民権が歴史的に確率しています。
    かたや日本も2020年の環境安全基準設定にペレットはクリアーしそうですが、暖炉薪ストーブは間に合いそうも無くて行政との環境対応は後手後手状態のようですね。

  10. ノリ より:

    74be16979710d4c4e7c6647856088456
    bakery_oz さん
    調整した結果すんなりいくようになったのですが
    火を炊いてあったまると
    閉まりづらくなります。
    熱膨張のせいでしょうか?
    温度変化に関係なくドア閉まりますか??

  11. かわはら より:

    5a326db1e1e9e1431610192552ef3117
    bakery_ozさま:
    わざわざ実際に計測してのレポートありがとうございます。
    また、メンテナンスのコツの情報もありがとうございます。

  12. かわはら より:

    5a326db1e1e9e1431610192552ef3117
    うさぎさま
    ヨツールのF305は、ドブレのビンテージを意識したような造りですよね。これからの販売動向が楽しみです。
    メーカーだけでなく、販売店も淘汰されていく時代が来ると思います。ユーザーも見極めて欲しいですねぇ。

  13. かわはら より:

    5a326db1e1e9e1431610192552ef3117
    ノリさま:
    温度の関わらず、スムーズに開閉するのが正常です。
    さらに微調整してみましょう。