タイルやレンガ、石などで炉台を作ると質感があるし、蓄熱性も期待できる。手作りの味わいもあって「世界に一つだけ」という個性も得られる。しかし、その反面、手間や時間、そして費用がそれなりにかかる。プロの職人に依頼すると平米単価で3万円程度の予算を見ておく必要がある。炉台、炉壁を両方作る場合、一般的なサイズで3.3平米として10万円程度だ。
しかし炉台を作る時間や手間をかけられない場合もある。既製品の炉台、炉壁として使えるプレートを活用する方法もある。これであれば1枚2万円程度だ。炉台、炉壁用と二枚使って4万円程度だ。
値段が安いということは、それなりの理由があって、かなり簡易的で割り切った仕様だ。

さすがにフローリングの上の薪ストーブを直接、置くわけにはいかない

今回のサンプルの既製品の炉台、炉壁プレート(横1067ミリ×奥行き812ミリ×厚み12ミリ)(42″×32″)
他にも数種類のサイズ、色やデザインがあって、好みのものを選べるようになっている。


スペーサーをかまして既存の壁に簡単に空気層を確保できるキット/ボード同士を連結するキットのオプションもあり

ケイカル板の表面に薄い鉄板が張ってある

アメリカのUL規格取得済みの製品

この製品は小型薪ストーブを置けるギリギリのサイズ
黒い塗装なので、灰が落ちて、白い汚れが非常に目立つ。

前面ガラスからの輻射熱を受けて短時間で薄い鉄板のコーティング部分が100℃近くなるのが気になる。うっかり触ると「アチっ!」となる。
こんな感じの製品で、安価で使い勝手が良い。DIYユーザーはもちろん、低コスト案件で、機能優先で、それなりの見た目で構わないという場合には、工期が短くて簡単施工というのが特筆できる。

コメント
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ケイカル版、不燃材ではありますが、高熱に長時間晒された際の耐久性はどうなのでしょうか。
ケイカル版12ミリを炉内に入れて1回焚いただけで、ひび割れてスカスカになりましたから。
ヒートシールドの無いストーブには向かないかもしれませんね。
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ゆで落花生さま:
直接炉内に投入するのと、炉台として外で使うのでは熱負荷が全然違いますから問題ないと思います。
アメリカの保険会社が出資して作った検査機関のお墨付きですので、炉台、炉壁として使う分には問題ない耐久性だと認識しています。
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収縮するので、四方留めてしまうと割れてしまいますね。
逃げを作っておいたら、近接して使っていますが3年では問題ありません。
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山口透さま:
おっしゃる通り、近接して遮熱板として使う場合には、固定方法も考える必要がありますね。