住宅の設計時からコンサルしていた案件。実際に家が完成して入居して、お呼ばれしたので、行って現場を確認してきた。
地盤改良工事が必要になって、薪ストーブ設置のための予算がそちらに持っていかれてしまったので、当初の予定の新築時の導入は無理になったけど、いずれ時期がきたら設置するということで、とりあえずチムニー設置、炉台、炉壁作成のみ行ってあるパターンだ。
そして入居後に地道に薪作りしている。薪ストーブ設置後には自分で作った2年乾燥薪をいきなり焚けるという、理想的な薪ストーブライフのスタートが約束されている。まだ、煙突や薪ストーブは家についていないけれども、家族が薪ストーブで暖まっている光景が目に浮かんだ。
ロフトの天窓を開くと、そこから屋根に直接、楽に上って煙突掃除できるようなプランを提案したのが採用された。二連梯子を屋根にかけなくて済むので、ユーザー自ら、安全に煙突掃除ができる。

ロフトスペースの天窓

この天窓を垂直に開くと・・・

安全に屋根に上がることができる

縦葺きのガルバで滑りやすいので、二連梯子でアクセスするのは、かなり怖い

棟をつかんでチムニーに近づき、チムニーに身体を預けて作業できるので安心、確実だ
板金でチムニーの仮蓋を製作しておいて、煙突設置の時期になったら取り外す。このような蓋だったら、設置するのは新築後10年後でも大丈夫だ。
煙突掃除、メンテナンスは、薪ストーブを使う限り、シーズンオフごとに必ず1年に一度は必要になる作業だ。業者に依頼すれば一回あたり普通は3-4万円はかかる。30年(30回)やるとなると、トータルでは100万円以上かかる。これを自分でやれば、丸々浮かすことができるわけで、煙突掃除がしやすい設計かどうかで、ランニングコストが大きく違ってくる。
私が住宅の設計段階からコンサルで関わった場合に、最も重視するのが煙突へのアクセス経路、煙突掃除などのメンテナンス性だ。可能な限りチムニー&角トップを勧めるのは雨仕舞いの問題だけでなく、安全、確実な煙突掃除のことも考えてのことなのだ。


コメント
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先日はバタバタしながら来訪していただいて有難うございました。いただいたアドバイスを基にまた準備に励みたいと思います。
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林さま
こちらこそ、ありがとうございます。
これからの薪作りの進捗で快適な薪ストーブライフを過ごすことができるかどうかが決まってますので、頑張ってください。
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2016/01/31(日) 23:17:07さま:
型番の確認のためだけに、遠方の現場まで行けませんので、申し訳ございませんが、すぐには無理です。
工務店さんや、サッシメーカーなどで探せないですか?天窓を縦にして人が通れるサイズの開口になるのってけっこう見かけますが・・・。
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2016/02/02(火) 00:54:36さま:
私は薪ストーブ屋なので、この建物を施工したわけではありません。
薪ストーブ設置工事の前の現場下見の際の写真ですので、使用している窓のメーカーや型番まで意識していませんでした。
フルオープンになるのは、あまりないように思います。この記事の写真のように中心部分を軸に垂直に回転するみたいなものがほとんどだと思います。
仮に施主さんに訊いたとしても、ご希望のフルオープンのタイプではないので意味がないですよね。
開口部分の幅が45センチだったら、何とか人が出入りできると思いますよ。
あるいは考えを改めて、大きなチムニーに窓をつけてそこから出入りするという方法もあります。
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2016/02/02(火) 23:40:43さま:
施主さんに調べてもらったところ、VELUX(ベルックス)というメーカーだそうです。
この家の建築の時には、まだ廃盤になっていなかったみたいですねぇ。