昨年、耕木社の阿保さん建築の住宅に薪ストーブAGNIを設置した。
その後、年末年始に使う当面の薪を配達してきたけど、それだけでは心もとないので、お庭に薪棚を作って、薪を満載するようにという依頼も受けていた。
「これから外構工事も行うことになるので、場合によっては撤去可能」
「道路に車を横付けして搬入が楽にできる」
「メトスのログラックYFWを2セット使用」
このような条件での薪棚制作なので、がっちりとした本格的なものではなく、必要に応じて簡単に分解可能で、数人いれば分解しないでそのまま人力でも移動できて、ユニック車などがあれば吊ることもできるような方針で設計した。
これまでに、数多くの薪の配達の際に、このログラックを利用して作った、ちょっと残念な薪棚たちを見てきた経験を生かして「自分ならこうするんだけどな~」というアイデアを全て投入した。
自分で使っている薪棚は廃材利用で継ぎはぎのゼロ円だけど、お客様からの依頼で、きちんと材料を購入して作れるのは新鮮だ。
何事も基礎が大事だ。
焦って、適当にやってしまうと、上に乗せる構造物が歪んだり、荷重が偏って傾いたりと、ロクなことがない。
まずは地面をならして、コンクリートブロックを水平にセットするところからはじめた。水平に見える地面も意外と凸凹があるのだ。
三次元的に見ないと上手くいかない。時間をかけて慎重に行う。その後の組み立て作業よりも真剣だ。
ついつい砂利を敷いたり、コンクリートを流して本格的にやりたくなるけど、今回はあくまで仮設と割り切って、簡単に現状復帰できるように軽く行った。
いよいよ薪棚作成に取り掛かる
まずは基礎のコンクリートブロックの水平出し
縦方向、横方向ともに水平になるように地面を慣らしつつ、転圧する
左右方向に配置した二個が水平になるように真っすぐな木材を定規にして水平器で調整
前後方向の配置分も同様に調整して4つのコンクリートブロックの上端が同一面になるように時間をかけてセットする