工務店の現場監督が、上手く段取りを組んでくれたので、他の工程と絡んだりすることなく、スムーズに工事が進行した。
これは当たり前のことではなく、レアケースだ。多くの現場の場合、現場監督は名ばかりで、ほとんど現場に来なくて状況を認識していない。工程管理は形式的な工程表だけで、現実の現場はその通りになっていることはなく、一度に複数の職種が絡んでしまって、搬入時に外構工事で出入りするのさえ困難な状況だったりすることもある。あるいは煙突工事なのに、その貫通部分の石膏ボードを大工が貼っているとかで、まともに工事できなかったりする場合や、工事不可能な状況も珍しくないのだ。
今回は新築工事なのに、ほとんど他の職種とのバッティングすることなく楽に作業できた。

分解性、メンテナンス性に優れるドブレなのでパーツをバラバラにして軽量化して搬入した

吹き抜け内部の煙突接続

所定の位置に薪ストーブを設置

無事に設置完了
吹き抜けスペースが奥まって巨大チムニーの内部に薪ストーブ本体が入り込む形の設計なので、薪ストーブの前面を600ミリ以上確保している十分に広い炉台にも関わらず圧迫感がない。左右も十分な広さにして、薪の搬入動線にも配慮しつつ、薪や道具を置ける「使える」炉台を提案した。設計時点のイメージが実際に、このように形になって見られるのはうれしいものだ。

二階の吹き抜け上部のユーティリティルームの室内窓から吹き抜けを見下ろす
がっちりとした支持金具を建物の構造部分にコーチボルトで固定して、地震対策もバッチリだ。
ユーティリティルームは、洗濯機などの水周りのスペースもついているので、洗濯物を干せば、長雨の冬でもすぐにパリっと乾くだろう。リビングから洗濯物を干しているのが見えない合理的で機能的な間取りになっている。
なお、今回の薪ストーブ設置は新築の引き渡し前に行ったため、施主さんへの取り扱い説明は、入居後に行う。火が入っているのを見るのが楽しみだ。

