Categories: 焚きつけ

工務店で施工したビンテージ35のレクチャー

ハウスメーカーに薪ストーブをセットで注文した場合には、そのハウスメーカーも、下請けの薪ストーブ施工店も、レクチャーは基本的に行わないのがよくあるケースだ。
今回の現場は、慣らし焚きの要領の説明書きを渡されていたが、それだけでも良心的とも言えるかもしれない。「その説明書きを読んで自分でやってね」というスタンスのようだ。普通は、それさえもない。その説明書きを見せてもらったけど、その通りに、初めてのユーザーが慣らし焚きして、きちんと薪ストーブを使いこなせるとは、とても思えなかった。
「焚きつけに失敗して煙をモクモク出しても全く問題ない」という環境であれば、試行錯誤しながら自己流で使うのもアリかもしれないけど、新築直後で、既存の隣近所の注目、視線を受けている状況で、新参者が煙モクモクで薪ストーブを使い始めると苦情をもらって薪ストーブを使うのが困難な状況に追い込まれるリスクが極めて高いのは、常識的に考えれば判ると思う。
きちんとレクチャーを受けて、正しい使い方の実演を体験してからの方が無難だと思う。
今回の施主さんは、「薪の配達」と「レクチャー」をセットで注文してくれたので、きっちりレクチャーした。

今回は着火剤を使ってのスタート

焚きつけ時には、このくらいの煙が立ち上がる

ガンガン焚いて、しっかり温度を上げる

温度が上がって二次燃焼の状態になるまで、時間をかけてレクチャー

理想的な燃焼状態を作るコツを伝授してきた
近所迷惑にならない方法を身に着けたいというユーザーは、他店で施工した場合でも(有償にて)相談にのるので、連絡して欲しい。自己流でやってクレームを受ける前に、初めて使うスタートダッシュで適切な使用を身に着けるのがが重要だ。工務店で薪ストーブ込みで施工して、「自己流で焚いていたら、近隣からのクレームで使用中止に追い込まれた」という悲しい相談が、毎年のように舞い込んでくるので、そういう悲しいことが起きないように、私のできることをしたい。
工務店に薪ストーブを家とセットで依頼するのではなく、薪ストーブや煙突工事だけは、専門店である私のところに依頼してくれれば、苦情にならないような煙突設計をしたうえで、使用前に必ずレクチャーを行うのだけど、実際に家を建てる段階で、そこまで深く考えないケースの方が多い。その場合、入居後の最初の焚きつけ前が、重要な分岐点だ。

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かわはら

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