千葉県いすみ市の社会福祉施設での煙突工事の様子

薪ストーブの設置工事が終わったら、改めて紹介するけど、千葉県いすみ市の社会福祉施設に薪ストーブを導入する計画があって、そちらの煙突工事を行ってきた。

外部足場を撤去する前で、内装工事がはじまる前の、煙突工事には理想的な日程だった。外部足場が撤去されても、梯子をかけて煙突工事することは可能だけど、足場があるにこしたことはない。また、クロス工事、フローリング工事が終わった後だと、室内の養生にも気を使うが、この段階だと養生なしでの作業でも問題はない。

天候にも恵まれた。晴れた穏やかの陽気で、風もそれほど強くなかった。雨が降ってきそうな天候だと、そうとうバタバタするが、落ち着いて作業することができて、助かった。

今回の現場は施主さんが設計士で、この建物の設計を自ら行っている。かなり、色々なところにこだわっていることを、現場で説明してもらった。煙突工事の時にも、手伝ってくれるということで、一番大変な煙突を吊り上げるところだけ、下から補助してもらった。(手伝いなしでも、一人で吊り上げることも可能だけど、手伝ってもらうと、だいぶ楽になる)

現場に到着して作業の準備

普段は一人で黙々と作業しているけど、話したり説明しながらの楽しい作業となった。自分で作業していると、写真や動画を撮ることができないけど、今回は撮影してもらったので、貴重なショットをいただいた。

これから行う作業の段取りを説明

固定金具を最上段の煙突に取り付け

このロープで煙突を吊り上げる

煙突2本をチムニー内部に通す場合には、一人でも煙突を屋根の上に持っていって、屋根の上で連結してチムニー上部から落とし込む形を取ることが多い。

しかし、今回の現場は4本の煙突を通す必要があったので、その工法は物理的に無理だ。

3本の場合は熟練者の二人作業であれば、ギリギリチムニー上部からの落とし込み工法を取れるけど、今回は室内側から吊り上げる方が無難なので、リスクの低い方法を採用した。

とりあえず3本室内側で連結して吊り上げて、残りの一本は室内側の天井付近から手の届くところが連結部分になるように設定したので、吊り上げた後に付け足すことにした。

無事に煙突を取り付けて、断熱材に敷き込み

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