煙突固定金具の位置出し
最初の予定では朝9時頃に到着の目途で出発したのだけど、途中の道の大半が濃霧で視界が極めて悪くて、予定より1時間位遅くの到着だった。
現場に到着したところをお客様に撮影してもらっていた
お客様や工務店の担当者が待っていてくれたが、挨拶もそこそこに、早速作業に入らせてもらった。
薪ストーブの搬入時刻の前に、長い吹き抜けを煙突が通っているので、天井と薪ストーブの間で一ヶ所固定したい。きちんと煙突の垂直性を確保した状態で下げ振りを垂らして、煙突の芯の位置を決めて、そこに薪ストーブを設置したいからだ。
中間での煙突固定がないと、煙突が振り子のようにぐらついて、不安定だ。また、薪ストーブの口元にささっているだけでの保持だと、傾き(垂直性)も確定しないので、不安感が出てくる。
そのため、基本的には吹き抜け空間の場合、途中で煙突を固定している。内装が仕上がる前に、固定位置に下地を入れてもらったり、梁や桁の位置をあらかじめ確認しておく必要がある。事前の打ち合わせが重要となってくる。
煙突固定金具の位置出し
この固定金具の場合は前後方向の傾きは取り付けた後からもスライドして調整することができるけど、左右方向については、固定金具の取り付けの位置で、煙突の垂直性が決まってしまう。垂直が出る位置に金具を取り付けないと、それに引っ張られて煙突が傾いてしまう。
まずは煙突が垂直な状態なのを確認してから、金具の位置を決める。差し金で煙突の淵の位置を壁に移して、その中心を出して、金具を取り付ける。
ちなみに、煙突の垂直性の確認のためには、水平器を使っても精度があまり出ない。水平器はあくまで目安だ。下げ振りまたはレーザーで確認して最終調整する。作業中の写真も撮りたいところなのだけど、今回は一人作業で両手が塞がっていて、撮影は不可能だった。
新築の白い壁の場合は下手に差し金を当てたりするだけで、傷ついたり、汚れたりするので、まずは養生テープを貼って、作業位置に直接工具が当たらないようにする。
前回の煙突工事の際は、まだ現場感満載の状況で、直接壁や床に印をつけても問題ない状況だったけど、今回の作業は引き渡し直前の綺麗な状況なので、作業は慎重に行う。慣れない作業者がやりがちなのは、腰袋を内装壁面に当てて傷つけたり、汚したり、道具を落とすことや、脚立上で身体を支えるために、内装壁面に手を触れてしまうことだ。新築の内装が仕上がった状態での、施工は細心の注意を払う必要がある。手を壁面につけないと作業できないような状況の時は、「急がば回れで、あらかじめ養生しておくことが重要だ。
固定して、安定感が増した
薪ストーブの搬入を待つ状況となった
脚立を立てなくても、煙突の下端に手が届く高さまで、煙突が降りてきて、この後は、この煙突芯の位置に薪ストーブを置くだけの状況となった。
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