今回の現場は吹き抜けの上部の天井から煙突が降りてくる形だ。室内足場がなくなってしまうと、煙突工事は困難を極める。
以前に「室内足場があるうちに煙突工事に呼んで下さい」と念を押したのに、室内足場を外されてしまった現場もある。その時は室内の塗り壁に二連梯子をかけての作業で大変だった。
この時は塗り壁に二連梯子をかけたのだけど、今度の現場は、かける先がガラス面なので「衝撃と荷重で割れる可能性」「滑る可能性」と、さらに不安要素が高くなる。室内足場を撤去される前に何としても室内側の煙突工事を進めておく必要があった。
屋外側の煙突工事の際に「薪ストーブ設置工事は3月下旬」と聞いていたのに、3月中旬になっても現場監督からはその後、何の連絡もないので、不安になって「現場の状況はどうなっていますか?」と確認した。すると、まだ内装の左官工事の際中ということだった。室内足場が撤去されてないことに安心した。当初の予定では、左官工事が終わったら煙突工事、その後に室内足場を撤去という流れだったけど、左官工事が終わる日程が現時点ではっきりしないことと、「左官工事が終わった」と突然言われても、その時には別の現場が入っていて、すぐに行けないことも十分に考えられることから、行けるタイミングで、早めに作業させてもらう段取りを組んだ。
たまたま、その日は日曜日で他の職種の作業が入っていない状況だったので、車を停める場所も近くだし、他の作業との絡みなどなく、落ち着いてゆっくりと作業することができた。
炉台面に、建築工事で外気導入のダクト穴を開けてもらうことになっているので、最下端の煙突から下げ振りを垂らして、煙突芯の位置を墨出ししておいた。事前に渡していた以下の図面を元に穴を開けてもらう。
煙突芯の位置から73ミリ奥が外気導入の芯ということになる
149-69=73
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