通常であれば、乾燥薪を取引のある専門業者から仕入れているけど、たまに通常のルートとは違うところから「薪を買い取って欲しい」という声がかかる。
この場合は薪の規格(太さ、長さ、樹種、乾燥具合、保管状態)が全く判らないので、現物を見ないと判断できない。また実際に置いてある現場や量によっても、運搬手段も違ってくるので、買い取り価格はその都度の見積もりとなる。
作業前の現場の状況
今回はたまたま、北軽井沢店のすぐ近くが現場だったので、とりあえず見に行って、問題なしと判断できたので買い取ることにした。スイス積みされていて一山が6立米ほどが5山あって、合計30立米ほどの量だった。この他にも割ってない丸太がまだ4-5立米ほどあって、それも含めてということになった。
最後の一山の中に蜂の巣が潜んでいて、最寄りのホームセンターに蜂用の殺虫剤を買いに行ったが、売り切れていて買えなかった。そのため、愛知県瀬戸市での煙突工事に行った時に、そちらのホームセンターで買ってきて、帰ってきてから蜂の巣を駆除した。スイス積みの薪の中に巣があって、巣が見えないので、直接殺虫剤を巣にかけられないので難しかった。蜂が出入りする隙間をよく観察して、その隙間へ噴霧した。
上の動画は蜂の巣を駆除した後に、しばらく放置して、安全確認が取れてから、その山を運んだところをタイムラプスで撮影したものだ。
最終的には6山、30立米をトラックでピストン輸送して、店に持ち帰って、積み込んだ。
ちなみに、今回、買い取った薪は、まだ半年位前に割ったばかりで未乾燥のものだ。以前もブログの記事に書いたけど、この状態で一夏越した物をその年の冬に焚いてしまうユーザーもいるけど、それは非常にもったいない使い方だ。2年程度は乾燥、熟成させて使わないと、本来の薪ストーブの能力は発揮できない。この場所で1-2年乾燥させて、その間に、隣の薪小屋がスカスカになってきたら、ここからどんどん移して行こうと思っている。
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