京都の送り火に使用されなかった薪の行方は?

日本の夏の伝統的な行事のお盆の送り火は全国各地で行われているが、京都の送り火は全国的にも有名だ。これに使う薪を、東日本大震災の被災地から取り寄せる動きがあったけれども、薪の放射能汚染の問題で二転三転して、最終的には「薪は届いたけど、微量の放射能が検出されて、使われない」ということになった。
ちなみに検出された放射能の量(1130ベクレル/kg)は客観的には健康に影響のあるレベルではなく、吸い込んでも問題がないものだそうだ。(大津留(おおつる)晶・長崎大学病院准教授による)
この使われなかった薪はどうされたのだろう?ゴミとして出されて焼却炉で燃やされる?それとも埋立地に埋められる?いずれにしても、この薪を作った人たちの気持ちを考えると複雑なものがある。薪ストーブユーザーとして薪を作っている立場なので、薪を生産する大変さは良く解る。
薪だけでなく農作物や水産物作物が売れなくなってしまう風評被害も深刻だ。これから新米の収穫の時期を迎えるが、実際に市場に出回る時にはまた大騒ぎになるだろう。新米より古米の方が人気が出る逆転現象も起きそうな気がする。実際にどれだけ健康に影響があるのかが、はっきりとしないから「とりあえず避けておこう」という消費者心理も無理はない。これが原発による負の遺産だ。
このように各方面に多大な影響を与えている原発だから、はっきりと廃止の方向性で進めるべきだ。電力不足のキャンペーンで「原発がないと困る」みたいなイメージを国民に与えているマスコミや東電だけど、真夏のピーク時に電力が足りずに大規模停電が起きなかったことからも、利権がらみの原発を止めないための世論操作であったことが判明した。しかし、テレビの影響力は多大だから、原発を廃止にする世論は盛り上がらないことも事実だ。

かわはら薪ストーブは全国

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