仕事での移動中に、写真のような光景を目にしてしまった。既に回収しきれないくらい大量の現場を確保しているので、これ以上手をつけられる状況ではないが、どうしても気になって車を停めてしまう。
太い桜の幹などまだ未処理で倒されたままのものも一部あるけど、かなり丁寧に玉切りして整理されていて、車にすぐに積み込めるようになっているものも多い。桜は花が残った枝が積まれていたので本当にごくごく最近の工事のようだった。重機がまだ撤去されていないので雨で作業を中断しているだけのような感じがした。家は誰も住んでいなくて取り壊しが決定されているような感じ。
すぐ近くに家がなかったが数百メートル離れたところに農家があって、お昼どきだったので、誰か戻ってきていると思い、敷地の中まで歩いて行き声をかけて訊いてみた。すると「**の甥っ子が売った土地で、これからラーメン屋さんを作るみたい」という情報をもらうことができた。多分、木は家を解体したのと一緒に産業廃棄物として撤去されることになるであろうことがそこから予想がついた。
晴れて作業している日に現場監督に声をかければもらえる可能性が高そう。車を横付けして玉切りされているものを積み込むだけで回収できるのでかなりラクでオイシイ現場だ。山から切り出すのと比較したら簡単過ぎて拍子抜けしてしまうくらいだ。
不動産屋さんから開発情報をもらうというのも原木集めの手法の一つかもしれない。