薪ストーブの耐熱パッキン(ガスケット)用の耐火セメントとして売られている商品は、歯磨き粉のチューブみたいなのに入っていて1500円程度だ。
全部の耐熱パッキン(ガスケット)の交換作業をするならば、使い切ることもできるだろうが、ちょこっと剥がれただけの部分の補修には多すぎる量だ。一度、封を切ってしまったら次回使う時は固まってしまうだろうから、これを買うのもなんだかなという感じだ。
それに「薪ストーブ用」ということだけで必要以上に値段設定が高いのも煙突などのほかのパーツと同様だ。ちなみに汎用の「耐火パテ」という商品がセメダインから出ていてこれは以下の「わたしのお勧め」のリンクにもあるように、値段は半額程度だ。このくらいがまあ妥当な値段だろう。
しかし、
建築工事用に売られているパックだとさらに単価は安くなり1kgで定価で700円程度だ。以前、ヤフーオークションで在庫処分品が200円で売られていたのを見つけたこともある。このくらいが妥当な値段で、歯磨き粉程度の量だと200円とか300円くらいでないと納得がいかない。
とりあえず今回は全部交換するわけでもなく、剥がれた部分の補修だけなので、わざわざ専用の耐火セメントや耐火パテを買うまでもないと考えて、近くで別荘建築中の基礎工事中だったこともあり、そこからちょこっと分けてもらった普通の補修用セメントで処理してみることにした。微量で十分なので無駄にならないように石鹸入れで、補修用セメント、水、定着剤を混ぜて作成した。