石や砂や土にチェーンソーの刃を当ててしまうと、一瞬で全く切れなくなる。
気をつけていても、木に異物が噛んでいたり、表皮に付着していたりする。表皮に付着している分は事前に綺麗にしてから作業するべきだけど、余裕がない状況だとそのまま作業してしまうこともある。
原木が地面に転がっている場合には下まで切らずに途中で止めて、転がして残りを上にして切れば地面に刃を当てることはないのだが、あまりに大口径の場合には回転させるのも厳しいので、そのままギリギリまでやるつもりでミスをして地面に当ててしまい刃が切れなくなることもある。
そんなふうに異物に一瞬でも当ててしまった刃は、多少ヤスリで削ったくらいでは切れ味が戻らない。全ての刃の長さを数ミリ小さくするくらい削ってやっと復活するからだ。普通の棒ヤスリを使ったら何本も消費して、なおかつ半日ひたすら作業をして、ようやくできるのだろう。
でも、現実にはそんな時間と手間をかけられずに、新しい刃と交換してしまってきた。
ホームセンターでドリルの刃先に取り付けてチェーンソーの刃を研げる回転ヤスリが売られていたので、とりあえず買って試してみることにした。
それで早速作業してみた。ダイヤモンドの刃先で削れるのだが、目が細かすぎて、仕上げにはいいかもしれないけど、なかなか削れなくてイライラする。ちょっと削ったくらいでは石などに当てて切れなくなった刃の修復はできずに、普通の棒ヤスリでやった方が早いのではと思うくらいで、ちょっと期待外れだった。

