煙突掃除、煙突点検

住宅地で薪ストーブを使っているユーザーは、近所から煙の臭いや煤の飛散の苦情を受けてしまうケースもある。本人に直接苦情を伝える、隣近所を巻き込む、役場や消防署へ苦情を入れる、119番通報される、横断幕を張られる等の色んなケースを見てきた。特に新築で引っ越してきた場合には注目の的になり、ターゲットにされてしまいやすい。

苦情が来ないにしても「いつ苦情がくるか」と、怖くてドキドキしながら焚いていると精神的にも苦痛になってしまうし、ビビってチョロ焚きになって、かえって煙や煤を発生させてしまうことにもなる。

本当に煙の臭いや煤を飛散させている場合もあるし、全く問題ない状況に関わらず、妬みやヒガミや被害妄想からの苦情を受けてしまうケースもある。いずれにしても客観的な視点で、現状を正しく分析して、適切な対策を取ることが大切だ。

私の場合は、単純な煙突掃除だけでなく、近隣対策も含めて総合的にユーザーをフォローしコンサルティングする体制も取っている。今回も住宅地での初心者ユーザーからの相談を受けて、訪問してきた。

薪ストーブのガラスを見ればだいたい焚き方は判ってしまう。このユーザーの薪ストーブはガラスは綺麗で全く問題なく焚いていることがすぐに確認できた。薪ストーブから煙突を外し、内部を確認すると予想通りで薄っすらと白い灰が付着しているだけで極めて綺麗な状態だった。

取り外した煙突にコンビニのビニール袋をテープで固定して掃除の事前準備をしてから、屋根に登ってトップを確認した。使い始めて数ヶ月経っているが、金網にも雨避けの板の内側にも、全くといっていいほど煤は付着してないので、掃除の必要はなかった。この状況で煙突掃除をして費用が発生したら、ユーザーにとっては無駄な出費となってしまう。これも実際に屋根に上がってトップを目視して、手で触れて確認したからこそ、判断できることで、屋根に登らなければ不安を抱えたまま焚き続けることになってしまうわけだ。今回は煙突掃除というより、煙突点検と近所対策のコンサルティングという形となった。

何故か設置した薪ストーブ屋さんが「薪ストーブ→スライド煙突→ダンパー煙突→煙突→トップ」の順番で組み付けてあったので「薪ストーブ→ダンパー煙突→スライド煙突→煙突→トップ」の本来の機能を発揮できる順番に組み替えてダンパーを薪ストーブに近い位置に再設定しておいた。







かわはら薪ストーブは全国

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