薪ストーブの前で美味しい日本酒をいただく

アース・リーの本店は千葉県香取市にある。その近くの蔵元の寺田本家で作られた美味しい日本酒をいただいた。昔ならではの自然製法で、やさしい味わいだ。大量生産されているお酒とは全然違う味だ。
五人娘というネーミングも面白い。現在の当主が、20年程前に「命の視点で酒を造ろう」「人様のお役に立つ酒を造ろう」と造った酒にいい名前をつけたいと思い、20代目当主・寺田憲が懇意していたアララギ派歌人・土屋文明氏にお願いしてつけてもらったそうだ。
かつて文明氏が寺田本家を訪れたとき、娘が何人も出てきて驚き、そのときの記憶から「たくさん娘がいて、そこのお酒を飲んだらきっと楽しいだろう」「まじりっけのない自然酒は、けがれを知らない娘のイメージ」だと言って『五人娘』という名をつけてくれたそうだ。当主には3人の娘がいて、妻と義母を合わせると5人娘になる(ちょっと苦しいけど)とてもよい名をいただいたと思ったということだ。こういう歴史と伝統、背景を知って飲むのも面白い。

かわはら薪ストーブは全国

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