今回の薪ストーブコンサル案件は、導入リフォームのだいぶ前から現場を訪問して、総合的にアドバイスさせてもらった。
当初は煙突の屋根抜き、壁出しで悩んでいて施主さんは屋根抜きを希望していたけれども、お父様の強い反対で壁抜きになった。家族間で意見が違う場合に強引なことをして対立するよりも、お互いに歩み寄った方が良いからだ。屋根抜きにした方が明らかに燃焼効率は良いけれども、多少効率が落ちても家族の平和を優先すべきだろうという判断で、壁抜きをお勧めした。
最初の工事の段階では煙突壁抜きでも、屋根の葺き替えリフォームのタイミングで屋根抜きに変更するのもありだし、その場合にも煙突部材の使い回しも可能だ。雨や湿気に強い高品質な国産高木チムニーを採用しているので、将来的にも安心なのだ。その時に、煙突の取りまわしの違いで、燃え方の変化を身を持って味わってもらいたいと思っている。(この違いは必ず実感できるはず)
屋根抜きの場合は、一階と二階の煙突貫通部分から二階に暖気を上げるという技もあるけど、今回のように煙突を壁出しした場合には、別の作戦がある。暖気は自然と上に行くので、薪ストーブ設置の対角側の扉の上部に換気用の室内窓を設けて、それを倒すことで天井付近に溜まった熱をスムーズに二階に上げるという提案をして、それを採用してもらった。ドアを開放しただけより、はるかに効率的だ。

出入りの扉の上部に通気窓をつけた

扉だけを開けるよりスムーズに暖気が二階に上がっていくだろう・・・
この冬の厳寒期に、薪ストーブが本格稼動する日が楽しみだ。その頃にまた訪問したい。
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コメント
かわはらさん・・ご無沙汰です!
うちはリビング階段なので、熱が2階にこもります・・・シーリングファンを当然使ってますが、やはり一部壁を抜かないとダメですかねえ・・・。ベタな?質問です・・・。
べっちさま:
今度、実際にお家を見せて下さい。
現場を見たら、きっと何かアイデア浮かぶと思います。