薪の配達の際に、何年か前にコンサルしたお家の近くを通りかかったので、立ち寄ってみた。せっかくだから薪ストーブに火を入れてみようということになって、焚きつけを任された。
コロ薪があると、ロケットストーブ式の焚きつけは比較的簡単だけど、長い薪しかないこともある。そういう時には、炉内に長い薪を2-3センチの間隔で平行に置いて、その間に細めの焚きつけ材を入れる。
太くて長い薪を灰のベタ置きしないで、細めの枝で浮かしてやると、ドブレ700SLの炉の前面の一次空気噴出し口からの空気の流れを使って、一気に立ち上がってくれる。平行して置いた薪同士の隙間が煙突効果を持ち、ヒートライザー代わりになるので、少なめの焚きつけ材で済むのだ。
平行して並べた薪の間を火柱が立ち上がる
太い薪の下に枝を置いて、噴射口からの空気の流れを確保
十分に燃えてきたら、追加の薪を斜めに乗せる。炎の立ち上がりを邪魔しないように配慮する
スムーズに立ち上がって、短時間で二次燃焼の状態に入った