ネスターマーチンとお別れ

「ネスターマーチンが今すぐ欲しい」というお客様がいらっしゃった。しかし、現在この商品の国内在庫はないので、すぐに入手できないのだ。
ネスターマーチンのベルギーの工場で事故があって、ベルギーで生産できなくなってしまって、スペインに移転することになったのだ。そのためバタバタしていて出荷が滞っていたらしい。輸入元の京阪エンジニアリングに納期を確認すると、スペインからの船便の関係で翌年1月頃になるということだった。(今後のネスターマーチンはベルギー製ではなくスペイン製になる)
かわはら薪ストーブ本舗のデモ機としてい使っていたネスターマーチンのS33を現品、現状渡しでも良ければ格安販売するということをお客様に提案して、即決いただいた。
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ネスターマーチンとお別れ
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ネスターマーチンを外したら、プロトタイプのロケットストーブを接続したいが、ここには25日に別の薪ストーブが接続予定のため、短い期間のために配管をつなぎかえるのが面倒なので、とりあえずドブレ700SLでしのぐ。
薪ストーブを買ったら、お正月を薪ストーブで過ごしたいというのが普通だろう。お客様にも「早く」と言われたが、年末年始は、薪の配達や工事が立て込んでいて、すぐに動ける日程を確保するのがなかなか難しい。特に今回はチムニー(煙突囲い)作成が必須の案件なのでなおさらなのだ。いつもお世話になっている板金屋さんがお寺の屋根の補修工事に入っていて来年1月まで手が空かないという状況もあった。
この状況だと無理なく年明けの工事にするのが無難だけど、仮設でチムニー(煙突囲い)を作成して、年明けに、板金屋さんが動ける時になったら、きちんと仕上げるという作戦にした。
日が短くて早く暗くなってしまうこの時期なので、作業は困難を極めた。夜間、霜が降りて凍ってきてしまうので、足元も滑る安くなってきて、かなり大変な作業だったけれども、何とか形になった。
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トタンを折り曲げて差し込んだ仮の雨仕舞いの上に防水紙を巻く
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防水紙と胴縁の保護のために仮のサイディングを貼る
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風雨にさらされても大丈夫な状態になった
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設置完了して、お客様宅で火入れしたところ
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コメント

  1. shige02 より:

    下屋のチムニーの立ち上がりが雨樋よりも内側まで来ているので、どう仕舞いするかが気になっています。

  2. とし より:

    700SLちゃんでなくて良かった。

  3. かわはら より:

    sigle02さま:
    現状、大屋根側の雨樋を外しても、それほど大きな問題はなさそうです。
    何か問題があればチムニーの外側方向にだけ雨樋をつけます。

  4. かわはら より:

    としさま:
    その気持ち解ります。
    「700SLを現品で売ってくれ」というお客様が来ないことを願いたいですねぇ。

  5. かなパパ より:

    お疲れ様でした。
    さぞ寒かった事と思います。
    チムニーを自作した時を思い出しました。
    自分の場合は、屋根に穴を開けてしまったので適当に雨仕舞いしたのがダメで初雨漏りを体験、ものすごく慌てたのを覚えています。
    その時はプラダンで仮対応しました。
    毎晩、帰宅後の作業を泣く泣くしてました。
    気が張ってる時は風邪をひかないものですね。
    (^_^;)

  6. かわはら より:

    かなパパさま:
    チムニーの雨仕舞い、貴重な経験をしましたよね。
    DIYで帰宅後の暗い中での作業というのもキツイですよね。でも納めなければという気合で乗り切ったのも、素晴らしいです。