スズメが入ってくるトップ、入らないトップ

他社で施工した案件で「煙突からスズメが入ってきて困る」という相談を受けた。室内でバタバタ音がしてうるさいし、逃がす時に煤だらけになったりするらしい。それも毎年のように複数回、発生するということだ。ユーザーの薪ストーブのブログでも、たまに「スズメが入ってきた」みたいな記事を見かけるが、意外とこの問題も多いようだ。
私が普段の工事で使っている国産のメトスやトコナメエプコスの丸トップであれば、スズメが入ってくることは皆無なので、そういう心配は全くない。物理的に鳥が侵入する隙間がない構造で設計されているのだ。
top02.jpg
小さい方がメトス、大きい方がトコナメエプコス
top01.jpg
物理的に鳥が侵入するスペースがないスリット状の排煙構造になっている
今回、相談を受けた海外製の丸トップ
resize5747.jpg
他社製の煙突トップだと開口部分が大きいので鳥が入ってきてしまう
resize5748.jpg
上から金網をかぶせる対策をした
resize5749.jpg
風で飛んでいかないようにネジで固定
resize5750.jpg
底側は細かめの金網を押し込んで隙間をふさいだ
このように煙突の丸トップ一つとっても、同じような形に見えても国産と海外製では全然違うのだ。細かいところまで日本の実情に合わせて作り込まれている。
つかいはじめてから後悔したくなかったら、薪ストーブのメーカーやブランドだけでなく、煙突のメーカーやブランドを指定しよう。薪ストーブ本体は気に入らなかったら後から入れ替えるのは簡単だけど、煙突はそういうわけにもいかない。接続部分のコネクターの形状が違うので互換性がないので、全部取り替えるしかなくなる。
注文する前に「二重断熱煙突」というだけでなく、メーカーやブランドをきちんと確認することをお勧めする。
ブログ村ランキング:オリジナルバナー

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. shige02 より:

    d9b1d7db4cd6e70935368a1efb10e377
    ICC社製のトップだと、鳥が入りますね。
    うちの場合、明らかに入るのがわかっていたので、事前にかわはらさんが使ったエキスパンドメタルよりももっと目の粗い、(電飾を裂けるため同一素材の)ステンレス製の亀甲型金網で保護しておいたのですが、ヒノキばかり燃やした時に、一発で詰まりました。
    何がいいたいのかというと、とどのつまり、エクセルにはチムニーを使うのが一番いい、ということがようやく理解できた、ということです。

  2. かわはら より:

    5a326db1e1e9e1431610192552ef3117
    single02さま:
    色々と試したからこそ、解ることがありますよね。
    エクセル煙突の場合は、鳥の問題だけでなく断熱材への雨水の浸入も無視できないと思いますので、チムニー&角トップがマストだと思います。