11月はあまり寒くなかったけど、12月に入ってから少しづつ寒くなってきた。「そろそろ薪ストーブを焚きたい」という状況になってからの煙突掃除の依頼が入った。「数年前に中古物件に入居して、そこに薪ストーブがついていた」というもので、どこに頼んで良いのかということで、ネットで見つけてくれたらしい。
この時期は薪の配達や設置工事などでバタバタしているので、すぐに対応できないこともあるけれども、偶然電話の翌日だけが空いていたので、速攻で行ってきた。行ける時に行っておかないと、次に行けるのはいつになるか判らない。
平屋の家だったので屋根に登るのに二連梯子は必要なく楽勝だった。サクっと煙突トップを外すとびっくりした。煙突の中まで巨大な鳥の巣が成長していた。鳥さんが頑張って巣作りしたらしい。この状態で火をつけたら、全く燃えずに室内側に煙が大量に出てくることになる。使用前に煙突掃除できて良かった。
トップと一緒の煙突内に成長した鳥の巣を回収
鳥の羽もトップ内に残されていて巣立ちの後のようだった
煙突掃除すると煤より藁や干し草の方が多かった
メトスやトコナメエプコスの国産の高木工業所の煙突トップの場合には、物理的に鳥が入ってこない構造になっているけれども、海外製の輸入モノの煙突トップはそこまで配慮されていなくて、鳥が巣を作ってしまったり、煙突の中に鳥が入ってきてしまうケースも見受けられる。
これから煙突を選ぶ場合には日本の高温多湿、多雨な環境や、鳥の侵入防止などの細かなところまで配慮している国産のものを選択することをお勧めする。
コメント
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もし、知らないまま薪ストーブを焚いたらどんな事になっていたことか、ぞっとするような写真ですね(・_・;)。
あと、鳥の死骸がストーブ内にあったりする写真を見ると、マジ勘弁してという気持ちになります(-_-;)。
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Mr.トリデさま:
このまま焚いていたら、家の中は煙モクモクで、扉を開いたら燃えて、閉じたら消えるという状態だったと思います。
鳥が入ってくるトップ、入ってこないトップと色々あります。そこまで考えて選択する人は少ないですからねぇ。