通常の薪ストーブ設置工事の場合には、工事完了直後にすぐに火入れをして取り扱い説明をすることが多い。しかし、この案件は小田原で、千葉からは遠方だったこともあり、施主さん宅に泊めていただけることになった。
そのため、取り扱い説明は、温泉と外食の後に、ゆっくりとお酒を飲みながら行うことにした。
工事の後に、箱根の温泉へ移動
貸し切り状態で、とても気持ち良かった
その後、漁港の食堂へ
名物のアジフライとお刺身定食で栄養補給
家に戻ったら、上から着火方式で初火入れ
ビールを飲みながら、じっくりと時間をかけてレクチャー
私の場合、通常の工事の後の取り扱い説明だと2-3時間程度だけど、このように泊まりの場合には翌朝の熾火からの再焚付まで含めて、じっくりと半日間の時間をかけて一通りの流れを説明できるたので、お客さんもより深く理解した状態でスタートを切れたと思う。
私もご当地の、名物を堪能できて、うれしかった。とても充実した二日間だった。
こうして遠方での設置案件にも、呼んでいただけるのは非常に幸運なことだ。
「遠方だから心配」と考える人もいるかもしれないけど、遠方だからこそ、将来に渡って問題の起きないような完璧なプランで設置して、お客さん自らメンテナスできる設計にしている。薪集め、薪作りの方法も含めて、使いこなしのレクチャーまでとことんフォローして、お客さんが一人立ちできるように、丁寧に指導している。
※近所に信頼できる施工店がない場合には、遠方のお客様でも相談に乗るので、遠慮なく声をかけて欲しい。今年はどこへ行けるか楽しみだ。
コメント
熾火からの再焚付、苦手なんですよね~
どうしても燻って煙が出てしまう
で、バーナー登場ww
※先日、台所の換気扇をつけたまま着火しようとしたら、全然燃え上がらず、室内に煙逆流!
台所の換気扇は強力でした。
ブログに掲載ありがとうございます。
当日は早朝からの作業で眠い中、川原様を連れ回し、あとから妻に叱られました笑
雨が降るか心配でまともに寝られなかった僕にとっては、天候を考えて朝6時半と、予定より早くお越しいただいたことがとても心強かったです。
焚付を丁寧にしていただきとても安心しました。県内や近隣に幾つかストーブ屋がありますが、一部では現場も見ないで、ストーブ取り付けを図面のみで大丈夫と言ってきた判断されたところもありました。
おっしゃるとおり、距離よりも信頼できるかで判断すべきだと思います。
西湘の民さま:
色々連れて行っていただいたこと、うれしかったですよ。奥様に叱られてしまったといことですが、問題ないとお伝え下さい。
現場を見ないで図面だけでやるところもあるみたいですけど、それでできることには限界があると思います。
私は現場を見て最善を尽くしたいと考えていますので、根本的にやり方が違って競合はしないですね。
私のことを信頼していただいたお客様には精一杯尽くしたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
NoNameさま:
熾火からの再着火の前のコツは、薪を乗せる前に空気を送って元気良くしてあげることです。
空気が流れない機種の場合は口で吹くだけでも全然違います。火吹き竹、自転車の空気入れなども活用すると楽にできます。