薪の乾燥の重要性

薪の乾燥は極めて大切で、乾燥不足の薪を焚くと、燃えにくく、温度も上がらず、煙や煤が発生して良いことは何もない。
たまに「生乾きの方が薪が長持ちする」とか言って、乾燥不足の薪を突っ込んでいる人もいるけど、周囲が全部空気で風も吹きつける焚き火ならともかく、気密性の高い薪ストーブの炉内では、まともに燃えない。
薪屋さんで購入した薪だから乾燥しているとは限らない。先日、薪の配達に行って驚いたけど「キロあたりと重量で販売しているから、重くするために出荷前に水をかけてくる」という業者もあるそうだ。これは極端なケースだろうけど、重量で販売している場合は乾燥不足で水分が多く重い薪を、少量買うハメになる。一束で7キロの乾燥した薪と、8キロの乾燥不足の薪では、どちらが価値があるのだろう。重さだけでなく、乾燥具合まできっちり吟味しよう。
含水率計で平衡含水率以下の一桁の数値を表示させて喜んでいる人も見かけるが、正しい使い方できていないだけだ。計測する直前に割って、割った断面の中央部分に深く電極を突き刺して、初めてまともな数字になる。抵抗値を計っているだけなので、電極の当て方次第、場所次第でいくらでも数字をコントロールできてしまう。
こういう非接触の高周波式でないと正確に測定するのは難しいだろう

物を燃やす時にわざわざ水をかける人はいないと思うけど、未乾燥の薪を燃やしている人は一束当たり1リットル弱の水を燃料にかけながら燃やしているという実態であることを認識しよう。温度も上がらず、煙や煤が出て当たり前だ。炎が出ているから多少は暖まるかもしれないけど、それは本来の燃え方ではない。(ガラスが煤けて黒くなっている時点で、完璧にNG)
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コメント

  1. 田中 より:

    ガラスの煤け方について質問させて下さい。
    ストーブの右側は全く煤けないのですが、左側の一部煤け易いです。これも乾燥具合の影響でしょうかか?
    ちなみにハウス内で2年乾燥の小?中割のりんご薪です。

  2. うさぎ より:

    大量の水を吸います。空気中からも吸い木造住宅は吸湿性があるのは驚くほどあります。また木に水を掛けますと木の凡そ10~20%の水(10kgなら軽く1、5kg)を吸湿するのは知られていないかもしれません。その証拠に梅雨時の雨の日の薪棚にある薪はかなり着火し難いので家の中に入れたりすると全然焚きつけは楽になりますね。また木造船の船底に塗料を塗るのも吸湿性がある木を守るためですし、屋根に庇や軒を出すのも木造住宅を守り、雨漏りから家を守りますよね。木は自然環境に生きていたのでその性質(水を吸う)はバカに出来ないものです。

  3. かわはら より:

    田中さま:
    実際の状況を目の前で見てみないと、文字だけの情報で断定的なことを言うのは難しいです。

  4. かわはら より:

    うさぎさま:
    おっしゃる通りですね。
    薪ストーブで焚く場合には、乾燥を甘く見てはダメですよね。

  5. 田中 より:

    川原様
    御回答ありがとうございます。
    もうひとつ質問ですが、天板の温度はどれくらいまでが適切でしょうか?
    気がつくと400度を直ぐ超えてしまいそれからエアーを絞っていますが、遅いでしょうか?
    機種はクリーンバーン機です。

  6. 匿名 より:

    田中さま
    これも現物と焚き方を見ないと何とも言えません。
    必要であれば有償にて現場を訪問してコンサルしますよ。

  7. うさぎ より:

    ヨツール導入直後は薪乾燥1年物で多少理想よりは不十分で天板250から280℃。最近3年半の乾燥薪だと少し一次エアを全開にしておくと420℃となり、まるで鋼板ストーブのような痛い暑さもあります。そこはヨツールを信じたいます。というか同じ小さい乾燥薪でも灰の量で温度をコントロールして行けば楽ちんな薪ストーブライフが
    ! 煙突は二重構造で、機種や、薪乾燥具合、薪の太さ小ささで、何とでも出来ると思いますよね。

  8. かわはら より:

    うさぎさま:
    実際に焚いている環境を見ているからこそできたアドバイスだったと思います。

  9. tsujio より:

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