引っ越し当日に、みっちりと時間をかけてレクチャーした

新築住宅の引き渡し前にドブレ700SLの設置を完了して、引き渡し後に取り扱い説明する予定になっていた。
引っ越し当日の、まだダンボール箱の荷物も開封していない状況の中でレクチャーとなった。あらかじめ2-3時間の時間は確保してもらった。そのくらいの時間がないと、基本的なことを一通り説明できないからだ。時間をかけてじっくりと取り扱い説明をする薪ストーブ店は、それほど多くはないと思うが、私が大切にしていることの一つだ。
まず、火入れの前に各パーツの詳細な説明をした。火を入れてしまうと、指で触ったりできなくなるからだ。仕組みを十分に理解してもらってから、実際に薪を組んで、火のつけ方の説明をした。住宅街で、穏やかな天気の祭日の日中で、隣の家に布団や洗濯物が干してあるというシビアな条件なので、極力煙の出ない、上から着火方式で行った。今回は絶対に失敗が許されないシビアな状況だったので、私が点火して、それを見てもらった。
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上から着火した直後
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家族みんなが集まってくる
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順調に燃え広がっていく
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温度も十分に上がったので、ダンパーを閉めて、ゆっくりと安定燃焼させる
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オーロラ炎と、二次燃焼の噴出口からの流れで理想的な燃焼状態となる
その後、薪が燃え尽きて概ね熾火になった状態で、薪の追加投入も行い、実際の稼働時の流れまで実演した。その間も、初めて薪ストーブを使うユーザーとしての質問を受けて、疑問点を解消してもらった。空気の調整や温度管理など初心者にとって判り難い部分を重点的に説明した。住宅街なので、経験がなくても、ある程度の自信を持って使ってもらえるように、しっかりとレクチャーした。煙や臭い、煤などで近所から苦情が出ないように十分に配慮している。自己流でやってしまって、煙や煤を出して手遅れにならないようにしている。
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