Categories: メンテナンス

ガスケットセメントの除去にはバールを活用しよう

薪ストーブの扉のガスケットの交換は、比較的簡単で、その気になればユーザーでもできるメンテナンス作業だ。効果は絶大で、気密性が良くなるので、燃費が良くなり燃焼効率が上がる。炎も綺麗に見えるようになる。
剥がれていたりボロボロになっている場合は論外で、即作業する必要がある。そこまでいってなくても、経年劣化で硬くなってきたり、痩せてきたりするので、数年間交換してない人は、やってみる価値がある。
シーズンに入ってしまうと火が入ってしまって、作業したくてもできなくなったり、セメントの固着まで1週間程度かかるので、その間に火を入れられなくて寒い思いをしたりする。今のうちに点検して、問題があれば早めに交換しておこう。
交換の時には古い前のセメントをきちんと落とすのがポイントだ。これを怠ると、せっかく交換した新しいガスケットがすぐに剥がれてしまう。「マイナスドライバー」を使うような情報を見かけるが、それよりも最初はバールの方が力を入れやすく楽に作業できるので、お勧めだ。バールで粗方落とした後に、残った細かい部分をマイナスドライバー、そしてワイヤーブラシ、最後に刷毛と順を追って綺麗にする。

ボロボロになって手で引っ張ったらすぐに剥がれる状態になった限界の古いガスケット

前の固定のためのセメントや古いガスケットが溝に残っている

バールでガリガリ擦ると楽に落とせる
慣れない人はガラスを外して作業した方が安心だと思う。万一バールが滑って溝から外れてガラスに当たったら一発で割ってしまうだろう。

バールだけで粗方、このくらいまでは落とせる
ここまでやった後に、マイナスドライバー、ワイヤーブラシ、刷毛の順番で少しづつ落としていく。

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