Categories: メンテナンス

シーズン終了を待たずに煙突が詰まって煙突掃除

最近はだいぶ暖かくなってきたけど、まだまだ寒い北軽井沢エリア。「薪ストーブの煙が室内側に逆流して、全然燃えなくなってしまった」というSOS案件が隣の嬬恋村からあった。

私の北軽井沢入りのタイミングまで1週間程度待ってもらって、その間は灯油ストーブでしのいでもらった。

毎年、シーズン終了後に定期的に煙突掃除をしていれば、シーズン途中でこのようなことが起きないのだけど、話を聞くと数年ぶりの煙突掃除ということだった。煙突トップ付近が詰まって、限界に達したのだろう。

冠雪の浅間山が美しい

今回の北軽井沢入りの時は、晴れていて浅間山がとても綺麗だった。

雪の積もる嬬恋村で煙突掃除

現地は深い雪の中。煙突の場所まで屋外側を通って歩くのが困難だったので、室内側から最短距離でアクセスさせてもらった。

ドリルで回転式ブラシでトップからの煤が飛び散っているところ

このような現場では威力を発揮するドリルによる遠心力の力でナイロンブラシが広がる構造スペシャルツール。(通常のブラシだとトップの膨らんだ部分の煤は下から突いても落とせない)

大量の煤を回収

室内側の煙突の煤の回収

室内側はシングル煙突で容易には外れない構造だった。他社施工だとよくあるパターンだ。

私が施工する場合にはメンテナンス用の蓋を設定して煙突を取り外すことなく煙突掃除できるようにするか、蓋を設定しない場合にはスライド煙突を使って簡単に煙突を取り外せるようにするが、メンテナンス性を無視した残念な施工が珍しくはないのが実情だ。

こういう時にも、現場の状況に応じて最善の手を尽くしているが、煙突掃除が不可能な物件もあり、その場合は作業をお断りすることもある。

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かわはら

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