薪ストーブを長時間焚いていると、少しづつ煤けてくる。その色で薪の状態や、炉内での焚き方が推測できる。
色によって対策の仕方がそれぞれ違う。
ガラスが汚れたままだと炎が綺麗に見えない。黒や茶色の場合は少し苦労するが、ティッシュを濡らして炉内の灰をつけて溶かして、その溶液で拭くと少しづつ落ちてくる。煤が酸性で、溶液がアルカリ性なので、中和されて化学反応で綺麗になる。すぐに拭かないで、数分間待つのがポイントだ。
白の場合は煤や煙の成分が燃えて灰状になった残りなので、灰をつけなくても濡らしたティッシュだけで簡単に落ちる。
ガラスが綺麗な状態で薪ストーブを焚くと気分が良い。
※正面から見ると判りにくい場合でも、扉を開いて炉内側から見ると曇りが良く判る。
火を入れたり、薪をくべる前のタイミングで、ひと手間かけてやるだけで気持ち良く薪ストーブが使えるようになる。
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