寒河江市のノバリアクライミングジムへ到着
今回の山形の目的地は、昨年オープンした寒河江市のノバリアクライミングジムだった。
寒河江市のノバリアクライミングジムへ到着
この現場も含めて、設置工事の後には、いつも時間をかけて丁寧に取り扱い説明している。
普通の家庭に設置した薪ストーブ工事であれば、ご主人さまと奥様に説明すれば、概ね問題なく使いこなせるようになるが、こちらは店舗なので、複数の従業員がシフトによって薪ストーブを操作することになる。設置直後の取り扱い説明時には、操作するスタッフ全員が取り扱い説明を受けたわけではない。
「思ったより薪ストーブが暖かくならない」「ガラスが煤ける」などの声を最近いただいたので、薪ストーブ工事が一段落ついたこの時期に、スケジュール調整して行ってきた。シーズン終了後だと意味がなくなってしまうので、薪ストーブシーズンに行くことが重要だった。
また聞きになってしまったり、当時説明を受けたスタッフも忘れてしまっていたりで、十分に使いこなせていないことが推測できたので、2回目の取り扱い説明に行ってきた。
シーズン途中の取り扱い説明
良い感じで焚けた
最初はスタッフの方に普段通りの焚きつけしてもらって、その様子をチェックしてダメ出しさせてもらった。スタッフの方も理解してくれたようで、前より上手に使えるようになったと思う。特に薪のくべ方、組み方、追加のタイミングなどで全然燃え方が違ってくることを実感していただいたと感じた。
初めての時に私の説明を見ているだけだと、何となく分ったような気になってしまうけど、実際に自分でしばらく焚いてみた後なので、理解度がさらに深まったと思う。
このように、シーズン途中で「イマイチ使い方に自信を持てない」「ガラスが煤ける」「暖かくない」「燃やしにくい」「煙が出る」などという場合は、遠慮なく呼んで欲しい。設置工事の直後の取り扱い説明だけでなく、シーズン中でも再訪問する。薪ストーブは焚き方によって、大きく違ってくる。使いこなしてこそ活用できるので、自信を持って使えるようになって欲しいと願っている。
耐震性も重視した施工
昨日が311で、東日本大震災の後、14年を経過して、改めて当時を思い出した。その日は長野県へ薪ストーブ工事に行っていて、帰ってくるのが大変だった。
地震の後、停電で暖房、照明、調理の熱源がないライフラインが止まった時に、薪ストーブが使えて本当に助かった経験があるので、それ以降は、なるべく地震に強い施工を提案している。
この現場は「かわはら式耐震煙突固定法」の他に、さらにアンカーボルトで炉台に固定して、万全の地震対策を行っている。
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