3月は、広島、島根へ行った直後、そのまま山形へ向かい、その後は京都に向かった。
まさに日本縦断行ったり来たりの長距離運転が続いた。
高速道路の運転中に「なんだかな」と思った瞬間は写真を撮っている余裕はないので、目的地の周辺での一コマだ。

山形県鶴岡市の海岸に到着

絶好の景色
これだけ長距離の高速道路を運転していると、色々なことがある。
【一定速度で走れない車】
長距離を運転する時には、なるべく一定の速度で走り続けるのが疲労も少ないし、燃費も良くなる。N-VANの場合は、アクセルを踏まなくても一定の速度で車速を保ってくれる機能がついているので、空いている時には時速80kmに設定すれば平坦な道であれば16km/L程度の燃費で走行できる。
時速80kmで走っていると、いかに周りの車に速度のムラがあるかが判ってしまう。空いている高速道路でも70-90km/h程度の範囲で早くなったり遅くなったりしている車が極めて多い。本当に一定の速度を保って走っている車は5%未満だと思う。
どんなに空いている道でも私が80km/hで走行車線を走っていると、いずれは70km/h程度で走行している車に追いついてしまう。当然その時は、後続車両を確認した上で、追い越し車線に入って70km/hで走っていた車を追い越しにかかる。ある程度の速度差が必要なので、アクセルを踏んでこれまでの80km/hから、さらに加速して追い越そうとする。そうすると、追いつかれるまで70km/hで走行していた車も加速してきて90km/hになるのだ。その車を追い越すためには100km/h以上出さないとならないこともある。
つまり、前者は追い越される時に、追い抜く車両の速度に引っ張られて無意識にアクセルを踏んでいたり、自分の視界の前に別の車を入れたくなくて自分が先頭を走りたくて抜かれたくないという意識的な場合のどちらかだろう。いずれにしても、自分が一定の車速を維持するのではなく、周りの車に合わせて早くなったり、遅くなったりしているのだ。群れになって走る小魚のような性質なのだ。
追い越してから、ある程度の車間を開けてから、追い抜いた私がまた時速80km/hに戻すと、追い越された車と、どんどん車間が開いていく。つまりまた元の70km/hに戻っているのだ。
これは非常に「あるある」の出来事で、上の例では時速80km/h設定時の話だけど、車の流れや交通量、時短が必要な時など状況に応じて90km/hや100km/h設定にすることもあるが、どの速度域でも同じようなことが発生する。
片側一車線の高速道路で、追い越し車線が出てくる二車線のところでも、よくある。これは狭いところだと速度を出すのが怖いけど、広くなると恐怖心が薄れるという面もあるかもしれない。
【追い越し車線を走り続ける車】
上記の理由で、走行車線で遅い速度で走っている車を、なかなか追い越せない状況が発生しがちだ。時速78km/hで走行車線を走っている車を、時速80km/hまでしか加速できないトラックが追い越し車線に入ってきたりすると、かなり長距離に渡って走行車線も追い越し車線もトラックにブロックされ続けるという状態が発生する。この状況はトラックだけでなく、漫然と走る乗用車同士でも多い。トラックの場合は、自分がブロックしているということを自覚している場合が9割程度なので、いずれ走行車線が開いたら、走行車線に戻ってくれて、追い越し車線が空くけど、乗用車の場合は自分がブロックしていることを気づいてないケースが逆に9割程度だ。
こうなると、その車を抜くには、走行車線の車が少ない時に左側から抜くしかないということになる。露骨にやると交通ルールを違反することになるので、空いている走行車線が相当な距離がないとできない。
【渋滞の発生原因】
一定速度で走れない車は、登りの坂道やトンネル入り口では、速度が一段と落ちる。そうすると、後続車両がブレーキを踏まないとならず、その連鎖で渋滞する。事故でもないのに渋滞していることがあるけど、それはこのメカニズムだ。
【事故の発生原因】
一定速度で自分が走っていると、他の車が群れになって塊になって車間を詰めて走っている集団となっているのが良く判る。私は基本的に、その群れと群れの間の空いたところを走るようにしているが、車間を詰めた状態の群れだと、何かあった時に玉突きで多重衝突を起こす。
最近ではスマホの画面を見ながら運転していたりして、運転に注意を払ってないドライバーを多く見かける。スマホの画面を見ている時に、前方で何かあったら反応が遅れて事故になる確率が高い。
また車のミラーで写らない死角があることを認識せずにミラーだけで車線変更している車もある。私も過去に何度か、そういう車にぶつけられそうになったことがある。その時は高速道路の路肩まで逃げて衝突を避けた形になる。
このように、かわはら薪ストーブ本舗は全国対応しているので、高速道路を使って長距離を走っている。
道中は、色々とあるが、事故にならないように安全に走るように心がけている。次はあなたの住む街へ。
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