外気導入も忘れずに

炉台、炉壁を設計する時に忘れてはいけないのが、外気導入ダクトだ。なるべく薪ストーブに近い低い位置に設定するのが基本だ。
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直径150ミリの換気ガラリを使うと合理的
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床下から燃焼用の屋外の空気を、薪ストーブに供給
これを省略すると
「焚付の時に室内側に煙が逆流する」
「家の気密の弱い部分から薪ストーブに向かっての隙間風が発生する」
などの問題が生じて使い勝手が悪くなる。
薪ストーブは思っているよりたくさんの空気を必要としているので、通常の家庭用の換気設定だけではなく、専用の燃焼用の空気の経路を配慮してやる必要がある。設計時点で組み込んでいれば、それほど大きなコストアップにはならないので、必ず設定しよう。
諸般の事情で組み込めない場合には、薪ストーブの近くの窓を必要に応じて開けてやることによって、問題は回避される。
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コメント

  1. 梅田善愛 より:

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    • かわはら より:

      梅田善愛さま;

      建物の構造によって必要な処理が違ってきます。

      床下の基礎に通気されている場合には、床に穴を開けただけで大丈夫ですし、床下の基礎内部が通気されてない場合はダクトで基礎の外周までダクトで配管します。