中国製薪ストーブを2年間使った際のダメージ

私はホームセンターで3万円以下で購入した中国製の薪ストーブを2年間、これだけを暖房手段としてハードにガンガン使っている。よく中国製は長持ちしないとか言われているが、果たしてどうなのだろうか?

はじめに言っておくが、本体の鋳物に関しては何ら問題ない。

一番最初に出た症状は付属品のロストルが熱で曲がってきてしまったというものだ。これは初年度におきたことだ。ロストルは使わない方が熾き火が長持ちするので結局取り外してしまったからなくても構わないと思った。その後は実験のために入れたり、出したりして遊んでいたがそのうち金属疲労で曲がった部分が折れてしまったので捨ててしまった。

それから一度設置してしまうと煙突の取り出し位置の変更をすることはあまりないと思うが、私は先日煙突の仕様変更の際に上部から取り出していた煙突を側面(背面)からに変更しようと思った。天板を広く使うことを狙ってみたのだ。しかし付属のネジの頭が潰れてしまい、ネジを回せなくなってしまっていて断念した。付属品のネジを使わずにステンレス製のものに交換しておけば良かったと思った。

二年目も終わりになるこの頃だが、火を落とすことも多くなったので灰を払ったりして観察したら以下の3つのダメージが確認できた。

1枚目の写真のようにバッフル板の穴の外側にヒビが入っていた。

2枚目の写真のように側面の整流板にも一部ヒビが入っていた。

かなりの高熱にさらされているのでこういうことも起きてくるようだ。しかしこれらの症状については実用上は全く問題ない。強度にも関係ないし、その部分から外部に空気が漏れるわけでもないので気にすることはないと思う。

3枚目の写真のように開閉頻度の高い扉のパッキン(ガスケット)が微妙に破けてはがれてきた。これは消耗品だし、どの薪ストーブでも定期的に交換する必要のあるパーツなので特に問題とはならないものだ。これはシーズンが終わったタイミングか、次シーズンに入る前に交換しようと思う。

かわはら薪ストーブは全国

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