通常のメンテナンスは外部の煙突だけ掃除すれば良いのだけど、稼働時間が長くなってくると本体内部の排気経路も分解清掃の必要が出てくる。
このオルスバーグのレバナというペレットストーブは、所定の稼働時間を経過すると使用時に液晶画面に「要メンテナンス」の表示が出てくる。そうなったら早めに対応したい。無視して使い続けると、内部の排気経路が煤で詰まってきて、不完全燃焼してガラスが煤けてきたり、排気から白煙が出てくる。
こういう時にも、薪ストーブ同様にメンテナンス性に優れた機種だと助かる。今回の初メンテナンスで、原理原則を大事にするドイツ製ならではの秀逸の設計を感じた。
分解して排気経路の清掃を行う
内部の排気経路内に、スライド式のブラシ内蔵の設計なので通常の使用において3年くらいはメンテナンスなしでも対応できる
これを上下させることによって排気経路内の煤を落とすことができるが、最終的には落ちた煤を回収する必要がある。落ちた煤が溜まってくると排気効率が悪くなってくるのだ。
メンテナンス用の蓋を取り外せる設計で掃除しやすい
スライド式のブラシを取り外して、こびりついた煤を落とす
メンテナンス後には、良好な燃焼が復活
かわはら薪ストーブ本舗では、薪ストーブだけでなくペレットストーブの設置工事やメンテナンスにも対応している。
「煙での近所迷惑が気になる」「薪集めするのはちょっと大変」という人はペレットストーブも選択肢に加えてみてはどうだろうか。バイオマス燃料による炎の癒し効果と、スイッチ一つのラクチン操作が両立していて快適だ。
コメント
内緒コメント at 2018/01/19(金) 17:51:43 さま
高級機だと80万円
中級機だと60万円
入門機だと40万円
くらいが目安です。
高級機に欲しい機能は大きめの炎に大きなガラス。蓄熱ストーンがあるとインテリア性も同時に高まりますね。 さて、メンテナンスには累計運転時間表示(クルマの走行距離と同じ表示)があるとより一層確実ですが、無くても不完全燃焼(ガラス汚れとクリンカー灰が多量化)や自動クリーニング力が落ちてきたら、もうメンテナンスの重要なサインでしたね。お蔭で自動クリーニングはカンペキになりまるで新品同様になりラクチンになりました。オルスバーグを選んで良かったです!
うさぎさま:
オルスバーグはそれらの機能を全部備えていますよね。
メンテ後は新品同様の燃え方に復活して気持ち良いですね。