ヤフーオークションに出した八街の原木情報で知り合ったユーザー宅の訪問。私の使っているグレンスフォッシュの斧を実際に見てみたいという連絡をもらったので、この機会に家や薪ストーブを見せてもらいがてら出かけてきた。
こだわりぬいた無垢の木で作った家で昨年のテレビ東京の『ドリームハウス』で放送されたもの。テレビの画面だけでは判りにくいディテールまで実際に自分の目で確かめることができてうれしかった。テレビ番組では「木にこだわった」という部分に重点を置いた編集になっていて薪ストーブについてはスルーされていたのが残念だったが、今回、稼動中の薪ストーブを見てくることができた。
秋田の鍛冶屋さん作のオリジナルのもの。ガスボンベを溶接して作ったということなので、それを聞いただけだと大したことはないようにイメージしてしまいがちだが、しっかりとした作りで空気の流れもしっかり考えて設計されていて素晴らしいものだった。特に天板の上部の空気取り入れ口からパイプを通って炉内で温められた空気が燃焼に回されるというところがすごかった。
ホンマ製のシングルの内径106mmミリの煙突を壁抜きで立ち上げているが、天板の蓋を取り外しても室内には煙はほとんど漏れずに煙突がしっかり引いているのが確認できた。