この喫茶店に設置されている薪ストーブの構造を観察してみた。炉内は完全にガラスで周辺部が囲われていて、いわゆる開放型の暖炉ではない。
炉内の上部はいきなり煙突に排気が吸い取られないようになっている。ガラス上部だけに隙間が円周状の隙間から渦を巻くように気流が生まれるように設計されている。このためガラスが曇らないようになっている。
そして空気取り入れ口は一般的な暖炉のように炉の下部にはない。単純に扉からの流入空気のみだ。空気の取り入れ量の調整のために扉のフックをひっかけるところが複数設定されていて、扉の隙間を状況に応じて設定できるようになっている。