9月に発売されたドブレ『ヴィンテージ』はレトロな外観だけど、実はそのデザインとは対極のドブレ社の最先端の技術を投入して設計されている高性能、高効率の凄い薪ストーブなのだ。
今日から数回に渡って、一日に一箇所づつポイントを絞って高性能の秘密を解説していこう。
まずは判りやすいところで、天板を外してみよう。天板はビス止めされていないので、持ち上げればサッと取り外すことが可能だ。他の部分との継ぎ目の滑らかさなども含めて高精度で作られていることを感じられる。そしてメンテナンス性が良いことの現れでもある。このようにドブレの薪ストーブは性能が良いのは当たり前で、さらに一歩進んだところまで行っている。
滑らかなRの美しい鋳物の天板、側板や扉との接合面からも精度の高さが感じられる
天板を取り外すとその内部の形状に高性能、高効率の秘密の一つが見える。突起がたくさん見えるけど、この突起によって炉内の熱をより多く外に放出するようになっている。従来機の640CB/760CBも天板下のこの部分は似たような空気の流入経路だけど、この突起はない。『ヴィンテージ』は新世代の機種として改良が加えられている。後方から流入したエアカーテン用の空気が突起によって強力に温められて、炉内のガラスに上部のスリットから吹き付けるようになっている。それとともに天板の温度を速やかの上昇させる働きをしている。
また空気の導入部分が全て美しい流線型になっていて、スムーズな空気の流れを生み出す。角ばっていると気流が乱れてスムーズに空気が流れていかないけど、計算し尽くされた美しいラインからも高性能ぶりが推測できるというものだ。
この突起が、エアカーテンの温度上昇とともに、天板の温度上昇にも寄与している

