『マイレージ・マイライフ』というジョージ＝クルーニー主演の映画を観た。
飛行機での出張で、ほとんど自宅に帰らなかった主人公が、恋人を見つけて彼女と一緒に暮らすのを夢見て、家を買って、少しづつその準備をしているという状況の中で、薪ストーブが出てきている。さらに人工薪を入れるシーンまで撮影されていた。
人工薪をセットする
薪ストーブのある部屋で彼女を迎える準備をしている
しかし、このシーンは実は本編、劇場公開版では使われてないお宝映像なのだ。DVDの特典映像の『削除されたシーン』の中に出てきて監督の解説とともに「彼女を迎えに行く前にこれだけやっていた」という描写をしたのだけど、このシーンを入れると全体の流れが変わってしまうので、敢えて削除したということだった。
アメリカでも大事な人をもてなすために、暖炉や薪ストーブの炎が活用されているというところが、ここからも感じ取ることができる。暖房用ではなく、接待用、鑑賞用で、本物の乾燥薪を用意できない場合には、こういうふうに人工薪を焚くのもアリなのかもしれない。
