アメリカ製のLOPIという鉄板製の薪ストーブだ。カナダのリージェンシーストーブと似たような雰囲気だ。立ち上がりが早くコントロールしやすく使いやすい機種だった。
これまで生乾きの薪を無理やり燃やしてたようで、ガラスの表面にタールがこびりついてた。しっかりと乾燥した本物の薪を使って本来の薪ストーブの能力を理解してもらった。
安定して二次燃焼する側板250℃、天板200℃の理想的な状態まで1時間程度でたどりついた。
上から着火方式
側板250℃
天板200℃(二重構造になっているため)
コメント
天板断熱の目的は、炉内温度の高温維持や蓄熱ですか?
山口透さま:
一般的にはそういう目的ですが、個人的には天板は断熱しないでガンガン温度が高くなって調理に活用できる方が好みです。
天板温度犠牲にするに値する、炉内温度の高温維持や蓄熱ができるのでしょうか?
それとも、性能上の有利さではなく、天板は200度位が使いやすいというコンセプトなのでしょうか?
山口透さま:
天板二重構造による、効率アップは数字にしたら2-3%程度だと思われます。その数字をどう評価するかは人それぞれですね。
カタログスペックを比較して燃焼効率が1%でも高い方を選択する人がいるから、仕方ないことかもしれません。
>天板二重構造による、効率アップは数字にしたら2-3%程度だと思われます。
やはり! 何か、私には未知の原理で大幅に向上するのかと思いました。
>カタログスペックを比較して燃焼効率>が1%でも高い方を選択する人がいる>から、仕方ないことかもしれません。
これは日本の傾向でしょうか?
それとも世界的なメーカーの傾向でしょうか?
個人的な想像になるんですが
燃焼効率や排気ガスを重視する傾向が強いのは欧米人で、日本は排気ガス規制が無い為に機種選びではどちらかというと料理のし易さとか炎の演出など個人の感性を重視するマーケットの特性ではないでしょうか?
効率で選んでいる北海道などの地域もあると思うですが。
山口透さま:
現時点では、未知の原理や魔法はないですよね。
うさぎさま:
どのメーカーも競争していますから、カタログスペックを上げることは重視しているのだと思います。
スペックで選ぶ人、機能や利便性で選ぶ人、それぞれだと思います。