オーブン室のある薪ストーブ(クッキングストーブ)

最近ではオーブン室がついている薪ストーブ(クッキングストーブ)の選択肢も増えてきた。

クッキングストーブと言うと、料理専用に聞こえてしまうかもしれないけど、オーブンを使わなければ普通の薪ストーブとして暖房器具として使える。

ちなみに、かわはら薪ストーブ本舗北軽井沢店のバックヤードでは暖房と同時に調理もできるオーブン室付きのクッキングストーブを活用している。国産の手作りのヒミエルストーブのKD01で、1台づつ丁寧に制作されたものだ。

11月26日から12月9日までは、北軽井沢店に滞在しているので、連日の料理に大活躍している。

ヒミエルストーブ

他にもクッキングストーブは、海外からの輸入品でも各メーカーから販売されているので、薪ストーブで料理を積極的に楽しみたいという人は、選択肢に加えてみると良いと思う。真冬の寒い時期にガンガン焚いている状態でも、炉内の状況にかかわらず、いつでも手軽にオーブン料理ができるので、とても便利だ。

普通のオーブン室なしの薪ストーブでのオーブン料理は、炉内が弱めの熾火になった状態で行う必要があるので、調理の時間と炉内の状況のタイミングを上手く合わせるのが意外と大変なのだ。(天板で鍋をやる場合は、ガンガン焚いているときでできるので、オーブン室なしの薪ストーブでも問題ない)

ヒミエルストーブを再稼働

熾火になった状態の炉内に薪を投入して、オーブン室の温度を上げる。ビールを飲みながら、1時間程度待つ。

オーブン室にカボチャの肉詰めを投入

カボチャの上部を切って、種をスプーンでくり抜いて、塩コショウで味付けしたひき肉をつめて、切った上部で蓋をするだけの手軽な下ごしらえ。

表面の皮が適度に焦げてパリパリになったら完成

概ねできたら、蓋を取って、内部の表面に軽く焦げ目をつけると、さらに美味しく仕上がる。

簡単で美味しい料理が手軽にできる

ワインとも相性抜群のおつまみが完成。

ちなみに以下のブログ村のランキングバナーの画像は、普通の薪ストーブの炉内をオーブン室として使って生地からパンを焼いているところだ。絶妙な温度管理を熾火の量で行う必要があるので、それなりに難易度が高い。

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コメント

  1. うさぎ より:

    クッキングストーブの増加はやっと我が国もストーブ文化が向上してきた証なのかも! かなり暖かいからクッキングストーブは寒いエリアは重宝します。狭い住宅だと暑く成りすぎですから薦めないけどね。あと煙突にオーブン付きのタイプがありますから、既にある薪ストーブがそれを使うとクッキングストーブに早変わりし部屋も暑く成りすぎない製品が20万円位するけどあるよね。

    • かわはら より:

      うさぎさま;

      煙突に取り付けるオーブンはお勧めしません。他社施工した案件で、煤が詰まって撤去してくれっていう依頼を受けたことがあります。