この古民家をどうしよう・・・・

昔は茅葺屋根だったけど、雨漏りのためトタンの波板をかぶせて、対策していた。
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しかし、その防水もそろそろ限界。トタンが錆びて穴が開いてきたり、めくれたりして、強い雨が続くと、北側の廊下の一部に水溜りができるくらいになってしまっている。その水溜り以外の部分も壁面や天井などに雨漏りの痕跡がある。
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「この古民家を購入後、リフォームして親子4人家族で住みたい」「古民家は寒いから薪ストーブを入れたい」という話が来た。
予算が潤沢にあれば、トタンを撤去して、茅葺をやりなおすなり、茅も撤去して骨組みにして丸裸にした上で洗浄して、野地板を作って、屋根を作り直してのフルリフォームができれば完璧だけど、そうすると新築で建てるより高くなってしまう。
今回の案件では、リフォームに回せる予算は約1000万円なので、その金額でどうするかを考えなくてはいけない。
現在は別のオーナーさんが別荘として使っているので、最低限の水周り(ユニットバス、ウォッシュレット、キッチン)は現代風のものがついていて、上下水や浄化槽の問題はないので、再構築する間取りによって一部移設するかもしれないけど、なるべくそのまま活用する方向で考える。
一番の問題の雨漏り対策のため、足場を組んでトタンを上から貼るなり、撤去したトタンの下地を作って屋根を作るとなると、それだけで500-600万円程度がかかってしまい、予算の半分以上は屋根に消える。それで雨漏りが100パーセント止る保証もないし、仮に雨漏りが止ったとしても、これまでの雨漏りで生じたカビの影響などで室内の住環境はあまり良くなくて、喘息やアトピーなどの心配がつきまとう。残りの予算では、断熱材を要所要所に入れ、通気や換気重視と、子供部屋を洋風にリフォームしてくらいまでしかできないだろう。
薪ストーブを入れて暖かくしたとしても、快適で健康な暮らしができるのかの疑問が残り、非常に悩ましいところだ。
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コメント

  1. すがい(ひたちなか市) より:

    ”仮に雨漏りが止ったとしても、これまでの雨漏りで生じたカビの影響などで室内の住環境はあまり良くなく” とは、古民家再生も悩ましいですね。もし、施主さん一家がDIY好きなら、DIYも取り入れ経費削減出来ないかな?と素人考えです。

  2. かわはら より:

    すがいさま:
    コメントありがとうございます。
    実際に住んでみないと判らない点もあると思います。
    住みながら、少しづつ問題点を洗い出していって、DIYも含めて時間をかけて改善していけると良いかもしれないですね。

  3. kouda より:

    川原さんの見立て通り、難しい案件ですね。60坪くらいでしょうか?どんな工法を使っても確かに屋根だけで1000万近い金額が使われそうです。近くであれば、引き受けるのですが____。
    屋根の上に屋根をかけるとか、ウルトラCが必要かもしれません。

  4. かわはら より:

    koudaさま:
    建坪は50坪になります。
    屋根の上に屋根をかける工法が廃材が出なくて一番安上がりですねぇ。なんか蒸れてカビや腐りが進行しそうなのが気になりますが・・・。
    なんとか、この古民家を再生して活用して快適な暮らしができるようになると良いと思っているのですが、頭を抱えてしまっています。

  5. kouda より:

    私が屋根の上に屋根、と提案したのは、完全独立型です。鉄骨で被います。西武ドーム仕様です。現状の屋根と独立させることで、また新規屋根にも通気をもたせることで、既存の屋根には一切雨がかからず、かつ乾燥状態を保つ構造です。

  6. かわはら より:

    koudaさま:
    なるほど!その工法であれば湿気がこもらず良いですね。

  7. すがい(ひたちなか市) より:

    うえのプロの方の議論を素人なりに纏めてみると、現状の屋根をいじらず、通気を持たせた独立屋根で被い、”住みながら、少しづつ問題点を洗い出していって、DIYも含めて時間をかけて改善”ということでしょうか。限られた予算をアイディアで克服して、楽しみながら古民家が生かされたら、すばらしいですね。でも、せっかくの茅葺きがトタンで覆われているのを取って奇麗に出来ないかと思ってしまいます。予算との兼ね合いで、どっかを妥協しないといけないのでしょうね。

  8. かわはら より:

    すがいさま:
    茅葺屋根の再生が理想ですけど、数千万円単位でかかってきますので、よほどの大富豪でない限りは難しいと思います。
    個人的にも茅葺屋根を再生して煙突を屋根を抜かないで、茅葺屋根の下で終わらせて煙で燻すというのを、いつかやってみたいのですが・・・。

  9. shige02 より:

    屋根の上に屋根、予算のない場合、神社など、どうしても守らなければならないものの上に、完全に独立した屋根を掛けるのはよくやることです。
    あくまでも一時的なものですけど、こちらのケースでも、素屋根をかけて、それで後はDIYでもで本人たちが何とかする以外、方法はないと思いますね。
    カヤを育てるところから頑張る必要がありそうですね。

  10. かわはら より:

    single02さま:
    やはりその作戦が一番合理的みたいですねぇ。
    どのような選択をするのか楽しみです。