国産唯一の鋳物メーカー「岡本」のAGNI-CCの海外製メーカーとは違う特徴

国産、唯一の鋳物製薪ストーブの岡本AGNI-CCは、触媒機にも関わらず、非常にメンテナンス性が良い。天板のグリドルを持ち上げれば、簡単に触媒にアクセスできて、それを取り外して清掃できる。

取り外した状態で、蓋を戻して、煙突内にブラシを通して煤を落とす。室内側に煤が飛び散ることなく、煤が溜まってくれる。

天板のグリドルを持ち上げれば、簡単にメンテナンス可能

煙突内から落とした煤

これを皮スキや、刷毛、ブラシなどを使って炉内に落とせば煙突掃除は完了だ。屋根の上に登って煙突トップにアクセスできる設計にしておけば、大量の煤が付着しても、煙突を取り外す必要がないので、室内側に煤が飛び散ることなく、楽に煙突掃除できる秀逸な設計となっている。

あらかじめ新聞紙で養生した炉内に落とす

薪ストーブの上部の様子

非常に使い勝手と満足度の高いAGNI-CC

AGNI-CCは国産なので、日本で入手しやすい針葉樹でも、高温になり過ぎず、炉内を傷めず安心して燃やすことができる設計になっている。広葉樹でも当然燃やせるけど、針葉樹の方が相性が良い位だ。薪の入手が針葉樹中心になる人は、ぜひとも検討して欲しい。非常に満足度が高いと思う。

メンテナンス性が良いだけでなく、国産メーカーならではの特徴で、鋳物の精度が非常に高く、鋳物製にも関わらず気密性も確保されていて、鋼板製並みだ。海外メーカーの場合は板状の4枚の組み合わせの鋳物パーツで、側面、背面などのボックスを構成するけど、岡本の薪ストーブは、立体構造の筒状の一体構造の鋳物となっている。この精度の良さは扉の開閉の際にも普段使いで、感じることができる。

江戸時代から続いている日本の老舗の鋳物メーカーの薪ストーブから、日本の底力を感じて欲しい。


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