薪を焚くこと、ペレットストーブなど地域で産出されるバイオマス燃料を使うことによって、石油や電気を使う量が少なくなる。このことで、石油代として海外に支払って戻ってこないことになるお金が、国内で循環して景気回復の役に立つ。チェーンソーを使って自分で木を切る人はそれで良いし、薪やペレットストーブを購入する人がいれば、それはそれで林業で働く人の給料になるわけで、地域経済の活性化になるわけだ。
それぞれの家庭によって高い安いはあるけれども、エネルギーの代金として、仮に月の1万円の電気代、1万円の灯油(ガス)代だとしたら、年間20万円近く払っているわけだ。全部なくして原始時代に戻るということではなく、無理なくできる範囲で、実行する人が増えれば、その分の経済効果は大きくなる。
このことは薪ストーブをやっている人は既に実践していることなので、あまり目新しいことはないのだけれども、ちょっと毒舌で、軽妙な語り口で2時間の講演時間は飽きることなく、あっという間に過ぎていった。


パワーポイントとプロジェクターを操作しながら、解りやすく進行していった
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里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21) (2013/07/10) 藻谷 浩介、NHK広島取材班 他 |
実際に良いことずくめの『里山資本主義』だけど、それぞれの立場によって、できること、できないことがあり、色々と考えさせられる面もある。まだ読んでいない人は、一度読んでみることをお勧めする。


コメント
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地方創成なんて言ってますが・・。お上に頼っていてはダメ。政治の責任ばかり批判していてもダメ。地方に住んでいると、自分たちが生きていける経済圏を自ら作らなくては行けない、との結論に達しています。その意味この本はその裏打ちをくれました。当方の仕事はまさに地域での仕事作りです。
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koudaさま:
おっしゃる通りで、とにかく自らできることをやっていくしかないですよね。
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有益な情報をありがとうございます。”マネー資本主義”の欠陥を補うザブシステムとありますが、まさに、現代社会の欠陥を補う一つの価値観ですね。これが現代の産業をすべて否定する物でもないし、補い合う物と思います。それぞれの立場で持続可能な社会を目指したいです。
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私も当町にいらした藻谷さんの講演を聴きました、喝をいれてもらいました。
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ひろゆき(ひたちなか市) さま:
まさにその通りです。その考え方が大事だと思います。
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トマトさま:
本だけでは味えない迫力がありますよね。