再び、古民家リフォームで薪ストーブをつける案件が舞い込んだ

築90年の古民家をリフォームして薪ストーブをつけたいということで、大屋根だけ残してスケルトン状態になった現場を見に行った。初期の段階で工務店、設計士も交えての打ち合わせに呼んでもらったので、色々なプランの一長一短や、できること、できないことを全て話し合うことができた。
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大屋根の棟付近から煙突を抜くのが理想的
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急勾急なので、いつものようにチムニー&鎖作戦を考えた
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吹き抜けがあるので、ここを利用して棟の梁を避けて煙突を立ち上げることを一番最初に考えた
薪ストーブにとって一番理想的な設置プランは大屋根の棟付近の家の中心付近に煙突を真っすぐに立ち上げることだ。排気もスムーズに抜けるし、煙突掃除も楽だし、熱がまんべんなく家全体に広がって熱効率が良い。
しかし、間取りのこともあって、現実には必ずしも理想的にはいかない場合も多い。今回も、大屋根には手をつけないリフォーム計画のため、設置場所は部屋の片隅のコーナー設置となった。そのため煙突は下屋根から抜くことになった。
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今回の煙突貫通位置
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下屋の下の室内側の煙突の配管経路
下屋を貫通して45°のエルボで振って、横引きをなるべく少なくしつつ、室内側の壁を貫通させる。
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居間のコーナー設置で、この場所に決定
この案件は夏くらいに完成予定なので、来シーズンの薪ストーブの稼働を目指して工事を進めていく。
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コメント

  1. 薪よう子 より:

    価値ある古民家再生は中々ヤリガイあり薪ストと相性も良いですね
    立派な家ですが瓦重いですよね。
    重要なリフォームで耐震性はどうなんでしょう。大きい柱の梁に補強具やカスガイ等も交わすのでしょうか?

  2. かわはら より:

    薪よう子さま:
    ここまでバラしたら、耐震補強もバッチリとやるでしょうね~。