灰の中にわずかに埋もれた熾火を掘り出して、一か所に寄せて適当に空気が流れるように組み合わせる。そこに火吹き竹などを利用して空気を送り込んでやると熾火が元気になる。
火吹き竹でなくても、フイゴ、自転車の空気入れなどでも良い。
何も道具がない場合には唇を絞って口から息を吹きかけてやっても良い。まさにこれが「ひょっとこ」の原点だ。火男からきている。
灰の中の熾火を一か所に集めて空気を送る
熾火が元気になって、それだけで炎が立ち上がることもある
割りばしより太く指より細いくらいの短めの焚付がベストサイズ
すぐに着火する
短い中割りを炎の周囲に井桁に組んでいくとスムーズに燃え広がっていく
このように、扉をオープンにして、家の中で焚火のように楽しむのも面白いものだ。
コメント
ロストルの形状とドラフト状態によって、1次エアーの「流速」が早いか否かが決まるのではないでしょうか。
いくら流量が多くても、流速が低ければ着火性能は期待できないかと考えています。
個人的には、ロストルが大きくて流速が高くならない形状のものは着火と再着火が面倒なので、あまり好きになれないのですが。
ドブレ640などは、前から後ろに向けて、底面を這うように空気が流れ、絞られた形状のロストルのため、ドラフトさえあれば1次エアーの流速が高まり、わずかなオキでも再着火がいとも簡単に済みます。
すべてのストーブを網羅していないので、わずかの機種しか知りませんが、この辺りも機種選択のポイントでしょうし、オーナー自身で手を加えて1次エアーの流速とエアフローの方向性を変えることで、燃焼の状態にかなり変化を与えることが可能だと思います。
ちなみに、私はウォーターフォードのトリニティを640のような1次エアーになるようにパーツを製作して使用しています。
ストーブ好きさま:
おっしゃる通りだと思います。流速と流量の両方を同時に満たすことが着火性においては極めて重要ですね。
自作パーツでトリニティを改造して使っているとのこと、さすがです!