新築住宅へチムニーをつける場合には、現場の大工さんに建物と一緒に作ってもらうのが合理的なのだけど、工務店から「イレギュラーな余計なことは一切やりたくない」ということで断られてしまった。年間に何十棟も大量に施工しているところだと、スピード優先の定形的な進め方が標準のようだ。
速さ優先の場合には、現場の進行に合わせて、サクっとフラッシングで煙突を立ち上げれば工事は簡単なので、スピーディに進む現場にも合うのかもしれないだけど、長期的な雨仕舞いのことを考えると、明かにチムニーの方が優れている。そこで、かわはら薪ストーブ本舗の提携の大工さんにチムニーを作らせてもらうことにした。同じ現場に、複数の違う大工さんが入るっていうのも、けっこう微妙な感じで、元から入っている大工さんが不機嫌になりそうな気もしたけど、無難にこなすことができた。(新築住宅なのにフラッシング施工が多い理由も解るような気もする)
工務店の担当者から連絡をもらったタイミングの関係で、現場に入れたのが、建物の完成間際になってしまったので、あまり派手に大掛かりな作業ができない。もし、野地板施工の直後でまだ骨組みが見えているくらいの段階だったら、建物の構造にくっつける形でチムニーの骨組みを作るのだけど、今回は室内側の石膏ボード施工も終わってしまっているので、今さらそれらを剥がすわけにもいかず、野地板に、チムニーの箱を乗せて固定する作戦を取る。
地上である程度のパーツを作って屋根の上に運び上げる
屋根の上で組み立ててチムニーの形ができたところ
次に室内側の薪ストーブ設置位置から煙突芯を割り出して、室内側から野地板の開口位置の墨出しを行うが、天候が怪しくなってきたので、この日は、とりあえずここで切り上げておく。(ブルーシートで養生しておく)
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コメント
内緒コメント at 2018/06/30(土) 08:34:55さま:
私も同感です。でも意外と、こういう定形的な仕事しかしない工務店も多いのが実情なのですよ。