N-VANは薪の運搬や薪ストーブ設置工事に使えるのか?

先日の地元での煙突工事の帰り道にあるホンダのAディーラーに寄って、その時に自分の車に積んでいた工事で使って空いたダンボール箱一式が実際に積み込めるかテストしてみようとした。

普段は工事の時には現場でダンボールを潰してしまうのだけど、N-VANへの積み込みテストをしようと思って敢えて潰さずに、そのまま持って行ったのだ。

そしたら、営業マンに「試乗車、展示車だから寸法を測るだけにしてくれ」
と積み込みテストを断られてしまった。空のダンボールでのテストさえも傷を恐れて断るという慎重さに「さすが!ホットな見込み客よりも、試乗車を大事にする素晴らしい姿勢だ!」と感動して、その店での購入は止めることにした。

カタログ上では荷室の容積が2立米あるので、薪に関しては余裕で1立米積めそうだけど、寸法や容積を測っただけでは、煙突工事の際の部材一式の、複雑な形の全然異なる複数のダンボールを、どう荷室に組み合わせて納めるのかのイメージが湧きにくい。

パズルのように工夫すれば、何とか一現場分の煙突部材と工具は積めそうな印象はあったけど、実際に積んでみないと確信が持てないのだ。

しかし、せっかく店に来て試乗できるN-VANの実車があるのだから、荷物の積載テストは諦めて、試乗してみた。
たまたま、その店の試乗車はエンジンの最大出力が53馬力、最大トルク6.5kgfmのNA(自然吸気)のモデルだった。試乗コースの平坦な開けた道で、アクセルを全開にしても、思ったような加速はしなかった。

ちょっとテンションが下がって「スズキのエブリイかな?」と別の選択肢も浮かんできた。

日を改めて別のホンダーディーラーBへ行ってみた。既に空のダンボールは捨ててしまっているので、積み込みテストは諦めた。
この店にある試乗車がエンジンの最大出力64馬力、トルク10.6kgfのターボだった。

試乗の目的はアクセル全開時の加速能力だ。

営業マンにあらかじめ「試乗コースの登りの曲がり坂だけは全開加速する」と了解を取りつけてチェックしてみた。

その結果、高速道路の登坂車線でも余裕で走れるであろう加速を感じさせてくれた。
これまで古いハイゼットで高速道路の登坂でアクセル全開、シフトダウンしても速度が落ちてしまって、対面通行のところでは、私の車を先頭に団子状態を作っていたので、パワー感についても、荷物の積載能力同様に、重要なチェックポイントなのだ。
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試乗コース終盤の踏切待ちで、営業マンにカメラを渡してシャッターを切ってもらった
「何とか荷物も積み込めそう」「登り坂での加速もそこそこ」と、それなりに使えそうな気配を感じたので、見積もりを作ってもらった。
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車両本体+オプション+諸費用で200万円コース(実質年利3.5%のディーラーローンで月々の分割にしたら最長の7年払いで27,500/月)
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試乗を終えてディーラーBに戻ってきたターボモデルの試乗車のN-VAN
ハイエースなどの普通車の方がたくさん荷物を載せられて、運動能力、走行能力が高いのは解っているのだけど、軽でないと入っていけない(停められない)ような狭い現場の多い私は、どうしても軽バンが最有力の選択肢になるのだ。
N-VANで薪の配達や、薪ストーブ設置工事、煙突工事などの現場に行くことを考えたら、ちょっとワクワクしてくるが、仮に今すぐ注文しても納車は4-5ヵ月待ちで12月から年明けだし、今乗っているハイゼットの車検が来年の8月まであるので、焦って決める必要はない。

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コメント

  1. Mr.トリデ より:

    大量の荷物を自分の車に積み込むことがよくあるカミさんに、「N-VANはどう?」と聞いてみたら、あまりにも実用的な面が強いので、好きではないそうです(笑)。
    次は、スズキのエブリイのレポートもお願いしたいところですが…(^^;)。

  2. かわはら より:

    Mr.トリデさま:
    同じボディ骨格ですが、こちらは実用性に極端に振った車ですからねぇ。
    エブリィもディーラーに見に行ったのですが、試乗車どころか現車が置いていないという状態でした。仕方ないので、新型ジムニーに乗ってきました。